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大源太山(1598m、新潟の山)
        
山行日
    2006年10月13日   曇りのち晴れ    2名

コース 概略図はこちら
    大源太林道終点→(弥助尾根)→大源太山→(弥助尾根)→林道終点

 大源太山は、誰でも憧れ登りたくなる谷川岳北部の岩峰と山の本には書いてある。これまでに朝日岳から谷川岳一周した時に、一度チャンスがあったが、七ツ小屋山着時間が遅れたことと、ガスってしまったことでチャンスを逸してしまった。今年8/10に万太郎山を歩き、土樽へ下りながらその雄姿を見た、このことが、忘れかけた脳裏を再び刺激した。本日に予定していた山行が、事情により延期になり、4,5時間で天気の良さそうな所を調べていると、浅間、草津、谷川周辺となり、今朝、大源太山に決めた。いつもの一人歩きとは違う、8時に家を出て北関東・関越と乗り、湯沢の奥大源太キャニオンを目指し、更に奥、登山口である大源太林道の終点まで約2時間走り、9:57出発する。

 北沢に沿って杉木立の間を抜け、橋を渡って左岸に出る、ここは丸太の橋のかかっていた場所である、残骸が脇に放置されていた。間もなく謙信ゆかりの道と書かれた蓬峠、七ツ小屋方面の道を分ける。黄ばんだブナや栃の木の間を緩やかに登って行く、3,4本小さな流れを横切って、北沢の右岸に渡り返す。山地図に書かれている渡渉点である。3,4本トラロープを束ねて張ってあり、それを伝って石の上を渡る。ここから急登がはじまる、ブナの森の中を、点々と張られたトラロープが案内してくれる。ブナは薄黄色から赤味を帯び、その色合いの変化に、高度差を感じる。
  
  杉木立の間を抜け                     橋を渡って左岸に出る

  
  右岸の稜線近くのブナの森               沢沿いの大きな栃ノ木の黄葉

  
 トラロープを伝って渡り返して右岸に出る         ここからブナの森を急登する

  
  まだ生きているブナに生えたツキヨダケ          低木の黄葉が美しい急斜面

 やがて、ブナの樹間にガスっていた山並を見、徐々に稜線がくっきり見えてくる、今日は遅いスタートで良かったようだ。山頂部も顔を見せる、シシゴヤノ頭と七ツ小屋山の間の沢、シシゴヤノ沢の滝も現れる。間もなくトラロープと平行して、真新しいザイルが30,40mほど登山道に沿って張られていた。その張り方も山慣れした方と思われる。多分団体さんのガイドが張ったものだろう、帰りは外されているのでは? 直感である、でも、車は2台しかなかった、ちょっと変? そこを抜けると、紅葉の進んだ一帯を通過する、カエデ、ツツジの類だろう、透通ったような淡い黄色、コシアブラも点々とあり色合いを添えていた。そして、第3、第3・・・のザイルも見て、低木の間の道となり、山頂の見えるところで小休止する。
  
                 樹間に霧に包まれた山並みが現れる

  
   大源太山の山頂付近か?               シシゴヤノ頭と七ツ小屋山の間の沢、一番上に滝

  
  赤っぽく色づいたブナ                   急坂に張られたトラロープが連続する

  
                   山頂付近がブナの森に時々現れる
【色とりどりの紅葉】
  

  

  

 地図からすると1200m付近であろう。駐車場が約700mであるから500m上がったことになり、あと400mである。確かにこの道は急登であるが、滑りやすい適当な緊張感と、美しい樹林と山並みに救われ疲労感はあまり感じられない。こうしている間にすっかり山頂部の雲は消え、日差しを浴びて斜面の錦が輝きを増した。ここから7,8分ほど歩くと、素晴らしいポイントに出た、ここで休めばよかった、と妻が言う。
  
                   山頂が見える潅木の道、1200m付近で休憩


            左が大源太山、右が七ツ小屋山

 絶景が続く、視界も良くなり赤・黄・緑が山並みに映える、いずこの紅葉も特長があり、甲乙つけ難い、ここも一番でいい。小さいピークを4つ5つ越えた所で、人声が聞こえ、16人の横浜のGrに会った。大勢で、不慣れな人もいるようで、リーダーの安全をみての方策なのだろう、苦労がうかがえる。ラストの方がザイルを回収していたが、トゲを差してしまったようで、指先を突付いていた。
  
  山頂部を正面に見ながら紅葉真っ盛りの尾根筋をゆったり歩く

  
   コシアブラとカエデの紅葉              カエデの紅葉

  
                  山頂を見ながら紅葉した尾根を小さくアップダウン

  
  カエデ、サラサドウダンが真っ赤に          歩いて来た小ピークを振り返る、下界は湯沢の街

  
 見越しの松?、ゴヨウマツの間に山頂           切り立った山頂部の北壁

  
  七ツ小屋山                         深い谷を見下ろす

  
ナラの紅葉、下が湯沢町                   もみじの錦、山頂部


                       大源太山と七ツ小屋山

間もなく、大きな露岩を越えると大源太山山頂1598mであった。見渡せば潅木の紅葉と笹の深い緑、しばらくは見られる光景であろうが、今だ真っ盛りのようだ、美しい。残念ながら遠望はイマイチ、比較的近い朝日岳、谷川岳の稜線は見えるが、周辺の峰々を特定するには雲が多い。居合わせた4,5人のGrの会話、あれが妙義山、日光連山・・・・、にはちょっと続く言葉がない。七ツ小屋山からのルートに先ほど見えたGrが到着するまでと思ったが、13:00山頂をあとにする。
  
  岩場を乗越えると                     間もなく大源太山山頂1598m、に着く

  
  山頂から七ツ小屋山                    山頂から朝日岳方面

  
   山頂から谷川岳方面                   山頂から辿ってきた尾根


  山頂から東〜南西方向の山並

【山頂を時々振向きながら下山】
  

  




 復路は、日差しを浴び燃えるような斜面を幾度となく振り向きながら、急坂を下った。谷川連峰、巻機山、越後三山もあれが多分? というほど視界も良くなった。樹林帯の濡れた急斜面で、先ほど会った横浜のGrに先をゆずってもらい、日の差し込んだ沢筋を歩いて、14:30駐車場に到着、本日の山行を終えた。総所要時間は、4時間33分であった。ここの紅葉は、今が旬、おススメですよ。


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