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社山

山行日
    2006年1月15日  晴れ   単独

コース 概略図はこちら
    歌ケ浜駐車場→狸窪→阿世潟→阿世潟峠(付近)→社山→阿世潟峠→阿世潟→狸窪→歌ケ浜駐車場

 12/27に社山を目指して歩いたが天気がイマイチ、狸窪の積雪に半月山にコース変更した。今日はチャンス到来と、昨日の雨の凍結する早朝のR122、イロハ坂を走って歌ケ浜駐車場着5:00、月が中禅寺湖の湖面を煌々と照らし、強い風に波が打ち寄せていた。ここのところの暖かさで、雪は減ったようだが、道はツルツル、山積みの雪はズボズボ、朝食をとって時間調整。6:00、アイゼンをつけて出発、道は除雪してあり、中央部は舗装が露出しているので端の雪氷面を歩く。ガリ、チャ、バリバリ、・・・アイゼンの奏でる協奏曲と共に湖畔を進むと、薄らと輪郭を現した目指す社山と湖面の月明かり、幻想的な光景に立ち止まる。急速に明るさを増し、中禅寺湖と周辺の山並みをクッキリと映し出す、有明の月と湖畔の灯は残り、間もなく寒の陽が男体山を赤く染める、狸窪の半月峠方面分岐6:40着。

 除雪された道はここまで、スノーシューのトレースを踏みながら歩くが、緩んだ雪に山靴はズボズボ入ってしまい往生する、52kgに絶えられる確率は1/10ほどである。丁度道が吹き溜まり状態になっているので、山側は深く、湖側は浅い、といっても一様ではないから蛇行する。八丁出島、小寺ケ崎を過ぎ、斜面を歩いてみたが、林道の方がまだましだ。中禅寺湖と男体山がつくる絶景を堪能しながら、狸窪から40分かかって7:20やっと阿世潟着。
  
幻想的な月明かりに崇高な社山(画像クリック拡大)     湖面の輝きに日光白根山は黙して語らず

  
 間もなく日の出時刻を迎える山並み、万葉集にある「・・・・・・ただ有明の月ぞ残れる」、って感じかな
 左が社山、右が日光白根山、月の位置が変化してますが、時間的には10分前後だったかな。


 同じく、日の出を待つ男体山と残る湖畔の灯

  
 薄赤く染まった成層火山を樹間に映し出す        天を突く白い峰、社山も赤く


  男体山の雄姿、阿世潟付近

 山間に入ると若干積雪を増す、地肌の見える所あり、深い所で80cmほど、相変わらず軟弱な雪面、スノーシューを外したのだろうか、トレースも不鮮明、ルートを間違えることはないが。阿世潟から標高差で120mほど、阿世潟の西の小ピークをショートカットして稜線に出る、7:54。南側がパッと開け、東に半月山方面から前日光の山、眼下に松木沢、遥か彼方に富士の山、西に袈裟丸連峰、鋸11峰、皇海山を眺望する。
  
  楢とダケカンバの林の中に阿世潟峠への分岐点あり  樹間から湖面と男体山をみる

  
   登山道に横たわる生きている大木          こんな景色が映ると稜線は近い、

  
 稜線から足尾の深い谷、富士山遠望            富士山を少々アップで

  
             真っ黒に塗られたガレ場と周辺の真っ黒い笹、人工的なものだが目的は?

  
  社山雨量観測所、標高1540mの小ピーク      小ピークから男体山

  
 同じく日光白根山                       同、アップ

  
  ヤセオネを越えたポイントから東に半月山              西に向かう社山


        同、社山から男体山、西から北東の眺望

  
 同、周辺は鹿の糞だらけ、クサーイ           中禅寺湖と男体山

 ヤセオネを渡り、笹尾根に取り付く、南下する枝尾根から一斉に甲高い鳴き声、10数頭の群れが山間に消えた。周辺の笹は食い尽くされ、まるで刈り込んだようだ、雪の上は糞だらけ、その量は半端じゃない、それに臭いがひどい、人間社会に近いなら“悪臭防止法・・・・”と騒ぎ立てるところだ、ここは自然界のこと動物の天国なんだ。

 男体山の北側に太郎山が顔を出す


 高度を増し、姿を徐々に変えていく山並み、男体山をつい真ん中にすえてしまう


  眼前に広がる日光の山並み、美中の美、雄大、この眺望にひかれて雪道を歩く

 尾根筋の所々に吹き溜まりがあり、急斜面では往生する、3歩進んで2歩さがる感じ。鹿の群れの踏み込んだ所は、歩きやすい、でも山頂方向から逸れてしまう。トレースもない、どうやら最近歩いた人は、コメツガの林間を歩いたようだ、林中は積雪が安定して枝を気にしなければ歩き易い。林中から出たり入ったり、汗だくのアルバイトが続く、9:24社山山頂1826.6m着。
  
  山頂は近い                      山頂はもう少しだ

  
  振り向けば半月山                     同じく、雪に残した深い靴の跡

  
 この雪を越えると山頂                    北側の眼下には中禅寺湖が広がる

 山頂は以外に狭い、定員20名ぐらいかな、西側黒檜岳寄りはコメツガ、北側はコメツガの間から日光白根山、男体山の絶景が望める。東から南西方向は開け、半月山、前日光、足尾の山塊、遠く真っ白な富士山を遠望できる。岩の上にアイゼンで上がり、樹間から山々を狙ってシャッターを切る。手袋に腰をおろして、ちょっと早い昼食、今日はじめての休憩だ、というとオーバーな話、度々立ち止まっては写真を撮ってきた。山頂をグルグル回って、雪をすっかり踏み固めてしまった、それだけ山頂の喜びは大きい、9:50山頂をあとにする。
  
 社山山頂、周辺はコメツガの樹林帯            男体山をコメツガの樹間に

  
            山頂南面は落葉樹の樹林帯、袈裟丸山、鋸山、皇海山

  
 横たわる岩の上から日光白根山              同、太郎山&男体山

  
  富士山遠望(真ん中)                   三角点、この辺の積雪15cmほど


  前日光と足尾の山塊、右奥が皇海山


  上の写真右2/3をアップして

 下りながら、同じような構図で再びシャッターを押しまくる。薄い雲が日光連山の背後に、半月山方向には、雷雲のような雲がかかる。昨晩の予報から4,6時間進むのが早いようだ。下りは楽だ、早い、積雪無関係に尾根伝いに下る、10:20雨量観測所、10:33往路出た稜線のポイント、10:37阿世潟峠着。

   白っぽいところを強調して撮る


  中禅寺湖を真ん中に撮る


 中禅寺湖をアップして周辺の山並みを撮る


   社山と男体山をつなげてもう一枚

 ここから半月山を目指そうとしたが、社山からの眺望を十二分楽しんだこと、雲も出てきたことだし、来た道を引き返す。内心、ちょっとものたりなさは残るが、またの機会にしよう。阿世潟峠から一気に下り、10:52阿世潟着。
  
 阿世潟峠道標                         社山方向の登山道

  
  東、半月方向に鹿2頭のシルエット           下って、阿世潟の樹林から男体山


阿世潟の湖畔から中禅寺湖と男体山

  
  逆さ男体山                         あの社山を樹間からもう一度

  
  阿世潟方面の林道                     狸窪の半月山分岐


   八丁出島と男体山

  
     男体山の右、赤薙山にへんな雲が・・・      三角錐の社山、今回の見納め

  
  日光白根山、春なお遠し                 本日はじめて出会った人達、写真の大会?とか

 帰路も往路と雪の状態は変わらず、ズボ、ズボ、ズボッと狸窪へ11:25、除雪した林道を歩いて12:06歌ケ浜駐車場着、社山山行が終わった。総所要時間は、6時間06分であった。結局人に会ったのは、帰路歌ケ浜近くで会った人達だけだった。今の時期でも、お天気次第で、絶景に出合い、楽しい山行が出来るものである、この逆は怖いのだが。


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