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sub3-85
荒山・長七郎山(赤城山)
山行日
    2003年5月14日   曇り(時々薄日)  単独

コース  詳細はこちら     なお、この山行のスライドショーをsub−1sub−2でご覧になれます。
    利平茶屋→鳥居峠→小沼→荒山地蔵岳稜線→荒山→避難小屋→軽井沢峠→牛石峠→
    銚子の伽藍→茶ノ木畑峠→長七郎山→小地蔵岳→鳥居峠→利平茶屋

 昨日の地方紙に鳥居峠のアカヤシオツツジの掲載があった、荒山付近ではかなり期待できそうな感じがして出かけた。6:17黒保根村の利平茶屋駐車場を出発する。重い霧が立ち込め、人影はなかったが、澄みきった鳥の鳴声があちこちから聞こえてくる。清流の傍らで低木がやっと芽を吹き、遅い春の息吹を感じさせた。5,6分公園内の道を歩き、登山道へ入る、間もなく岩場の下にさしかかると、ヤシオツツジの花びらが点々と落ちていた。見上げてもボーとしていてわからない、道沿いには濃い紫色のミツバツツジが咲いていた。6:51ケーブル跡の階段の登りにかかる、視界は30mほどで、2本の電柱の間が確認できる程度である。頭が霧と汗でびっしょりだ、7:04鳥居峠着。近くの岩場にはヤシオツツジが咲いていた、あとは霧の中、駐車場には10台の車が止まっていた。メディアの情報に朝一で行動したのだろう、私もその一人かな。

 小沼への道に入る、霧の中に真っ白なオオカメノキの花がが点々と咲いていた、小さい沢には5月も半ばというのにまだ雪が残っていた。7:32小沼の駐車場に出る、ズボンはびっしょり、視界は最悪15mほどに落ちた。予報では朝は晴れマークだったのに。八丁峠を過ぎ若干道路は下る、ここから少し歩いて工事用の枝道に入り、緩やかに登る。一帯はコナラの大きな木が多く、樹床は笹に被われている。壊れた小屋の所で道は終わり、稜線づたいに荒山へ向かう、7:47。最初の小さいピークを越したところから、アカヤシオツツジの見所が始まる。幸い霧も取れてきて、周辺の外輪山がうっすらとピンクの花の背景に写る。ザックをおろし、岩場に足をなげだしてしばし休憩、綺麗だ。
  
  オオカメノキ                                鍬柄山を背景にアカヤシオツツジ

  
  下の方は新緑、岩場から真下を覗く                  荒山の東側も点々とピンクに染まる

 いやー、ちょっとゆっくりし過ぎたかな、9:00荒山山頂着。直ぐに北の岩場へ、斜面全体がピンクに染まったよう、眺望は鈴ケ岳がやっと。山頂の祠を南側から写す、脇には二本のヤシオツツジが咲いていた。間もなく2名荒山高原方面から到着して、山頂は3名の賑わいとなった。薄日もさして地蔵岳のアンテナもはっきり見えてきた、9:15南に下る。点々と咲くヤシオツツジにカメラを向けながら、歩いては止まりまた歩く。道沿いのシャクナゲも足を止めた、今年は花の付きが悪い、一輪開いていてあと2,3個しか蕾がない、9:29避難小屋着。
  
  ヤシオツツジのアップ                      荒山山頂の祠脇にもヤシオツツジが2本

 登山道は荒山の南東斜面を緩やかにアップダウンして登山道の分岐点に出て、ここから2分ほどで赤城温泉小沼を結ぶ道路に出る。ここを何故か軽井沢峠というらしい、道路を400mほど赤城温泉方向に進むと、富士見村と宮城村の村境の牛石峠にさしかかる、10:01。ここから銚子の伽藍へ下るのであるが、境界から道がついていると聞く。確かに笹の間にそれらしきものがあった、テープあり、リボンあり、崩落した沢を右手に見て一気に下り水音を耳のする10:12。流れに沿って暫く歩き、流れは、本流の粕川と合流する、10:20、さらに川筋を下ると間もなく銚子の伽藍の滝の上に出て左岸に渡る。そこには、立派な銚子の伽藍の表示が立っている、10:27着。
  
   登山道分岐点、牛石峠へ0.6km                崩落した際を通って沢に下りる

  
シロバナエンレイソウ                         一気に流れはここから落ちる、銚子の伽藍

 岩場のヤシオが茶系の情景にアクセントをつける、何とも表現できない景観のすばらしさである。ここからは登山道がはっきりしている、斜面をよじ登り小さい尾根に取り付く、この尾根を右に行くと岩場の先端で行止り、眼下に切り立った崖を見られる。左手にヤシオツツジを見ながらしばらく歩くと、粕川からの尾根、通称つつじが峰通りに出る、11:03。そして更に東の梨木温泉方面へ延びる稜線についた道と茶ノ木畑峠で合流する、11:09。
銚子の伽藍から一帯はつつじの宝庫であり、これからシロヤシオツツジ、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ、ベニサラサドウダン、コメツツジが順に咲いていく、まだシロヤシオが開花するまでには10日はかかるでしょう、11:20昼食にむすびとドラヤキを食し満足、満足。
               
      切り立った岩場、銚子の伽藍                   銚子の伽藍、V字の谷

  
  左岸上部の岩場                            右岸上部の岩場

  
 ヤブレガサ                               ヤシオツツジの大木

  
  上の部分をアップ                           登山道、笹の尾根

 登山道は、北側のピークを巻いて林道のカーブに出る、林道は左へ行くとオトギの森へ通じている、右にも50mほど入り行止りとなっている。この行止りから、長七郎山へ真っ直ぐ登る、道はないのだが北側の急斜面を見ながらジグザグさせながら上へ上へ登りつめれば良いのである。岩場にはここでもヤシオが満開だった、小地蔵岳を背景にシャッターを重ねる、11:50長七郎山山頂着。2名の先客あり、地蔵岳、大沼小沼は霞む、小地蔵岳方向に歩き、ちょっと下って自然の恵みゼンマイを頂いて、12:10小地蔵岳山頂着。笹に被われた平坦な山頂に山桜がひっそり咲いていた。ここから北側の鳥居峠目指して一気に下る、このルートは1/18雪中を鳥居峠から登っている。苔むしたゴツゴツした岩場の急斜面を下る、半分ほど下ると赤い屋根が眼下に、ほぼ満車の駐車場、更に下ると点々と斜面に咲くアカヤシオツツジが目に入った、鳥居峠着12:30。

 車の間を進むと偶然隣町の薬局経営の同級生Sさんに会い立ち話、新聞記事を見て、ビデオを回しにやってきたという。斜面にはつつじに混じって人影があちこちに見えた。写真を撮るのか、撮られるのか、新聞の力ってたいしたものだ。長い階段の真正面の山肌にもまだ点々とピンクのヤシオが残っている、今朝はガスっていて何も見えなかったのが嘘のよう、階段下12:48。往路気づかなかった新芽の緑と紫のミツバツツジの輝き、これも小さな季節の移り変わりの証である。
  
  ヤマザクラ                               小地蔵岳山頂

  
 鳥居峠付近の山肌                           覚満淵

  
   ながーい階段                          新緑に映えるトウゴクミツバツツジ

 利平茶屋駐車場着、13:17、合計7時間丁度のゆっくりした花見山行であった。一言付け加えさせてもらいますと、新聞のアカヤシオツツジを別名アカギツツジというとか、の記述にはちょっと抵抗がある、勿論、言うのは勝手であるが。ちなみに、ヤシオツツジは栃木県の県花である、群馬県はレンゲツツジを県花としている。


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