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大小山・鳩峰山

山行日
    2003年1月12日   晴れ    単独

コース 詳細地図はこちら    
    出流川(佐野・足利境)→大小山→越床峠→鳩峯山→塩坂峠→峠(大綱林道)→反射板→名草大阪→名草下町→利保町

 前回2002/3/3出流川(佐野・足利境)から入り、越床峠から樺崎町へ下り鳩峯山の手前の稜線に登り返し、大綱林道の峠から樺崎町まで戻っている。今回は稜線を辿って、須花トンネルより名草中町に下る予定である(結果は名草下町の大坂から利保町へ下った)。

 6:40、寒にしては暖かい朝、足利市西場町の出流川に接する佐野市境界から歩き出す。赤見からのコースに出るまでは、まるきりのヤブコキである、朽ちた赤松の倒木が幾重にも重なって、乗り越えたり、くぐったりしながら進む。急な登りになったところで、6:57木の間から日の出を見た、晴天である。一帯は、松はほとんど枯れて、雑木の広葉樹に混ざって、カシの木、サカキの常緑樹が沢山生えている。道なき藪を上へ上へと進む、7:05赤見からのルートに出る、わずか25分であるが、ここまでがきつい。

 日光方面の山が見えてきたが、雲に遮られて山頂部は見えない。7:21大きな亀裂のある岩場に出る、亀裂は下方に30m以上続いている、地殻変動のみごとな産物である。落ち込みを乗り越えると、大きな出っ張った岩が正面にあり、祠が東向きに祀られていた。南から回り込んで、岩場の上に立つ。足元には、赤く染まった大小山、南遠方には真っ白い富士山が見える。東には、昇ったばっかりの柔らかいひざしと霞む東の田園風景が目に入る、みかもやまの向こうに筑波山が、渡良瀬遊水地が光る。

 4,5つ岩場のアップダウンを繰り返し、大小山山頂に着く、7:39。大小山(妙義山)313.6mと書かれた小さい板が、小枝にさがって風にゆれていた。ここは、高さこそ無いが関東平野が一望できる眺望抜群のポイントである。今日は、日光方面の山、袈裟丸山、赤城山、浅間山が、残念ながら山頂は雲に覆われている。榛名山から、荒船山、八ヶ岳、秩父の山々の遠望、眼下の足利、佐野の街並みも渡良瀬川の流れをはさんで見事である。すっかり汗ばんだ体に、少々風が冷たい。7:44山頂をあとにする。
  
  亀裂の上部                               朝日に輝く大小山

  
  眼下の田園地帯                                同アップ、遠方に筑波山

  
    山頂の岩盤                              大小山山頂

 7,8つの小さいピークを越えて、越床峠へ8:25着。右へわずか下ると、旧道(R294)の越床峠である8:26、田沼よりに20mほど進んで北側の斜面に取り付く。ここからは、近い順に鳩の峯、塩坂峠、寺久保山を目指して進めばよい。入り込んだ所に倒木があり、急斜面をよじ登って登山道に出る。しばらくジグザグに道は進み、採石場が西側に飛び込んでくる、今では小木が生えてちょっと離れると自然景観にマッチしてしまうが、以前は西部劇で見るアパッチの砦を思わせる異様な光景であった。緩やかな登りと下りが続く、鞍部に出て越床トンネルの上を通過するころには、北側から西側にかけての雲がとれ、輪郭を現してきた。

 幾分東よりに道が進む、右下はゴルフ場である、小さな祠のあるピークで小休止、9:00。傍らで古い道標を発見、支柱が腐ってしまって捨てられたらしい。かつて登山道が整備された時に付けたものだろう。雪の上の靴跡から、この時期でも少数ではあるが歩いているようである、今日などお天気に恵まれて静かな陽だまりハイクである、たった一人で申し訳ないくらいだ。9:09、“展望”と直された標識のあるピークに着く、ここが地図上の無名峰255.5mのようである。

 ここから小さいピークを4つほど越え、登りにかかったところで、男性3人のグループに会う、勿論今日はじめてのハイカーである。寺久保から入り、富田へ向かうと言っていた、一般道から外れたところで会うと感激だ。「、では、気おつけて・・・・・」で別れる、9:28。このピークは山頂ではなく、次の次が鳩峯山であった。崩壊しそうな社殿は昨年と変わらなかった。小休止をする、右手東側はゴルフ場、南方向には富士山がはっきりと見えていた。
  
 越床峠手前のピークから足利市街地                 旧道(R294)の越床峠、登山道入口


  
   トンネル上付近から採石場                     佐野への分岐点付近の祠

  
 ここが無名峰255.5mか?                        鳩峰山神社、今年も無事だった

  
     裏側に廻って大山祇神社                    その前に鳩峯山神社が祀られている

 9:50北へ進む、歩き始めてすぐ道標を見る、間もなくピークに出る。ルートが左右に分かれている、左に踏み込んでみたがおかしいので地図で確認をする、右手である。再び歩き出すと、アルミ製の案内板がさがっていた。10:04出流原弁天からの関東ふれあいの道に出る、塩坂峠着。左に下ると大月・樺崎町方面、右に下ると赤見方面、直進すると寺久保方面である。ベンチの置いてある明るい樹林帯の中である。ここから少し登って10:10平坦な所に出ると、標識があって、尾根が分岐していた。ここを林道へ下る分岐と勘違いしてしまった、藪をかき分けて数分下るがおかしい、引き返して確かめてもう一度踏み込むがやっぱり違いそうだ。再度引き返して地図を見て確認して、単なる道の曲がりを記していたことがわかって、10:31寺久保方向へ進む、21分のロスタイムである。

 少し下って檜の林に入り急登となる、ヤブコウジの赤い実が時々目に入る、単調なルートでのほっとする瞬間だ。ピークを過ぎて緩やかな尾根筋に入ると、また標識があった、今度はだまされないで標識通り進む10:41。右手のゴルフ場沿いに、3つ4つピークを越え檜の樹林帯に入り、突き当たると分岐の標識があった11:07。ここが足利・田沼方面と寺久保山方面との分岐である、道は踏み跡がありしっかりしている、先ほどの勘違いをいささか反省する。ここからなだらかに下って大綱林道の峠に出た、11:11。
  
  鳩の峰手前の分岐                           塩坂峠

  
    足利市街地を見下ろす、塩坂峠付近            足利・田沼方面と寺久保山方面との分岐

  
    大綱林道の峠                             祠と後部反射板の鉄塔

  この峠から須花トンネル方面に目指すが、コンクリートの壁で取り付くところを探す。南へまわって見るが入り込めそうなところは無い、東側の伐採跡の斜面に取り付く11:15。稜線に出ると道がうっすらと残っていた、結構な急坂である、蛇行しながら登っていく、一帯は檜の人工林である。大きな松の木の根元で小さな庚申塔を発見、設置したというよりは立てかけてある感じだ。位置的なもの、置かれている状態から、どういうことなのだろうか、考えがつかない。さらに急登が続き、11:24鉄塔に着いた。地図上の鳥居を探す、平坦な山頂の一角に祠あった、これが地図上の鳥居だろうか。ここの標高は370mあまりで、この辺では比較的高い。

 須花トンネルまで、あと地形図では6つほどのピークがある、真北にルートを探す。篠竹のすごい藪への突入である、今日は磁石と目印を忘れたことに気づく。方向は太陽だけが頼りだ、2,3度ちょっと入っては出、場所を移動して繰り返すが、藪越しで山並みが地図と一致しない。ちょっと西よりに尾根らしきものを見定めて下りはじめるが、どうも集落へ出てしまう感じがする。ここで今回はあきらめて、西方向にトラバースしてここから見える次のピークを越えて名草町へ出ることにする。急斜面をトラバースすると、なんと先ほどの林道へ出てしまった、400mほど先だ。ピークを目指し再び山中へ、暫く歩くとハンターに会う、いのししが狙いだそうだ、「この辺は生活痕がないよ、あっちがいいよ」と西の山並みを指して言ってやった。ピークから南西の尾根づたいに下り、名草町の大坂という集落へ着いた12:21。舗装道路を歩き、利保町3丁目交差点でこの山行を終了した、13:16着。

 合計所要時間6時間36分の迷走の山歩きであった、今度は持つものはもって、須花トンネル方向からリベンジだ。

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