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掃部ケ岳・杏が岳、おまけ蛇ケ岳・臥牛(榛名山)

  
山行日
    2004年3月27日  晴れ   単独

コース 詳細図はこちら
    榛名町社家町駐車場→榛名神社→天神峠→硯岩登山口→掃部(かもん)ケ岳→
    杖の神峠→杏(すもん、又は、すもも)が岳→第四小→駐車場、別途各登山口から蛇ケ岳と臥牛(ねうし)山を往復

 天気は上々、桜は2分咲き・・・、と考えていると榛名山が頭に浮んだ。雪の状況はどうかな、2,3日前、また降っただろう。榛名神社から入り、掃部と杏を一回りしよう、早目にあがったらまだ踏んでない蛇ケ岳と臥牛山も歩いてみたい。そんな思いつきのもと、5:56県道沿いの町営駐車場を出発する。道際には凍結した雪が残り、山を見上げる。日陰の斜面は白い、ストックをピッケルに替えて再出発。鳥居で丁度6時、時の鐘ならぬ旋律がスピーカーから流れてくる、門前には人影は無い。神社は閉門中、朝はまだのようだ、引き返して川沿いの散策路を歩く。砂防提を越え、右岸の檜の小木を抜ける、天目山への道を右に分け、急登も点々と、やがてやせた流れを渡り、一登りすると天神峠に着いた、6:58。
  
 榛名神社、丁度6時通過                    歴史を物語る3重の塔

 汗ばんだジャケットを脱ぎ、手袋を薄手に、帽子を手ぬぐいに替え、いつものスタイルとなった。石灯籠の説明書きが目に入り、見ると塩原太助が寄進だとか、後方では掃部ケ岳が両手を振って待ち受ける。湖畔に出てつり人と交わしながら、掃部ケ岳登山口へ、7:22。一面雪の積もった樹林帯へ入る、昨日歩いたと思われる雪の溶けた大きな踏み跡が続いている、踏み跡は凍結し歩きにくい。ここをはずして平行して歩く、尾根筋に出てわずかに急登、展望の開ける硯岩に着いた、7:39。
  
塩原太助が寄進したという天神峠の石灯籠、後ろは掃部ケ岳   杖の神峠方面の林道入口

  
 のんびりした朝釣り、後ろは烏帽子ケ岳            登山口から硯岩を眺める

  
 登山道の雪、踏み跡1人あり                   硯岩への分岐点

 逆光に輝く眼下の湖畔を、ぐるっと見渡し、榛名山の雄大な眺望を堪能する。湖に等間隔で配列したような外輪山のピーク、鬢櫛山、烏帽子ケ岳、相馬山、天目山、氷室山・・、真中に島状に浮んでいるような均整の取れた榛名富士、これが自然の絶妙さだろうか、すばらしい景観を作り出している。外輪山で湖の一番大きく見えるポイント、それがここである。西〜北に上越国境の山々が枝越しに白い尾を引く、天狗山の遥か南に富士山の山頂部が顔を出す。岩場を点々と歩きながら小木をアクセントに撮る、撮る、7:50分岐点に戻る。

 硯岩から眺めた榛名湖周辺

  
 三峰山方面右手奥に富士山を見る               西〜北に上越国境の山々

 積雪は若干増して15cm弱ありそうだ、勾配が増す、雪の下に地表の凍った部分があり時々滑りそうになる、アイゼンを持ち合わせていれば、着用した方が歩きやすい。再び林中を歩き、小枝を伝って稜線に8:13出る。ここは湖畔から直登してくるコースの合流点である、山頂まであと0.2kmの道標あり。間もなく岩場に出て南西が開け、真っ白い浅間山が大きく飛び込んできた、思わず深呼吸して呼吸を整えて掃部ケ岳山頂に立つ、8:23。
  
 しばらく樹林帯の急坂が続く                  稜線に出て湖畔からの直登コースと合流

 いいねー、浅間隠山を従えた浅間山、遠望する山々、富士山、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、西から北方向の枝越しに見る上越国境の山々、判別はつかないがすばらしい。今日は誰も来ないのかなあ、この景色を独り占めかな、申し訳ないなあ。何だか小腹がすいた、駄菓子をポリポリ、水ガブガブ、8:45杏が岳へ向かう。
  
 浅間山、掃部ケ岳山頂から                   同じく

  
 同じく、南アルプス、八ヶ岳遠望                 同じく、四阿山

 霜で真っ白になったクマザサを分け、小さいピークを一つ越えると、西峰とういう道標のあるピークに着く、9:00。ここは榛名湖を眺望するには良いポイントである。掃部ケ岳に隠れて、湖は半分となってしまうが、一歩後退しているので全景がファインダーから1カットで見えるのである。榛名山全体が上から広角で見えるというわけだ。
  
 西峰より、眼下の榛名湖                     同じく、掃部ケ岳(左)

  
 同じく、杏が岳方面                       同じく、天狗山方面

 ここから更にアップダウンが続く、大きなブナの点在する斜面を通るところで高圧線の鉄塔が接近する。耳岩と書かれた道標があるが、踏み跡が巻き道を通っていたので、9:20その通りに進み、鉄塔の直ぐ東から小さいピークに出た。ここは倉渕方面へ下る分岐点となっている、方向的には巻いてきた耳岩の南西に位置する、9:23。
  
 ブナが沢山自生してます                    鉄塔に接近

  
 樹間に四阿山                          耳岩から陽光

  
 倉渕方面分岐、右は杖の神峠、山並みは耳岩方向    ちょっと下った所から耳岩(黒い凸凹)

  
 同じく、浅間山                         杖の神峠、祠と石像

 ここから南へ急斜面をジグザグしながら下る、今巻いてきた耳岩を左手に、樹間からは浅間山、四阿山の形を変えていく姿を見ながらの楽しい下山路である。クマザサが出てくると、そろそろ石像の待ち受ける杖の神峠である、9:35。

 踏み跡はここまでだった、杏が岳へはここから大小数ヶ所のピークを越える。北に面した雪の量は若干少なくなったような気がするが、地表はここでも凍結している。9:58鷹ノ巣山着、ここからはヤセオネが点在するので神経を使う、杖の神峠から大小ピークを5つ6つ越えるとちょっと下がった所に杏が岳はある、10:28着。山頂からちょっと下った、樹間から浅間山の見えるポイントで小休止、また駄菓子をつまみ始める。
  
 地表の凍結したきつい斜面                    鷹ノ巣山山頂

  
 杏が岳山頂                          ちょっと南東に下った所から浅間山

 荷物を整えて急下降のルートに備える、ここから県道33号に出るまでのルートは2回通っている。1回目は2002/2/10で2回目は2002/7/13であり、いずれも登りに使っている、今回は下りである。稜線の通りに最初は南東方向に下る、急坂であるが樹木の助けを借りられる。しばらく急坂が続いて平坦になり少々登り返す、ここで稜線は南にターンする。ここでも枝尾根が東へ延びているが、榛名神社へ真っ直ぐ下るのは次の小尾根である。ここから150から200m進むと、目印となる箇所がある、興味のある方は2002/2/10の山行をご覧頂きたい、10:52小枝尾根上着。
  
 ブナの脇から榛名富士山頂部                 榛名神社への下降ルートのターンする所

  
 同地点から杏が岳                        小枝尾根突入地点から天狗山方面

 ここから東方向に天狗山、下に榛名神社周辺の集落が樹間に見えている、水平距離にしたら1.2kmというところだろう。とにかく狭い稜線に沿って慎重に下る、一時の辛抱だ。急斜面が一段落すると右手方向に弓なりに尾根筋がカーブする、勾配も緩やかになる。榛名川が下方に見えたら左にトラバースぎみに第四小学校の方向に進めばよい、11:13県道へ、11:15町営駐車場着。参考までに、真新しい赤い紐が当ルートに沿って10〜20m間隔付いていました。

 ここから、計画どおり車を蛇ケ岳登山口に進める、登山口は伊香保温泉に向かってヤセオネ峠の手前約400手前から左折し、榛名富士の北東の“みどり世紀の森”という立派な案内板と大きな岩が二つ並んでいる場所へ進む。11:35登山口出発、クマザサに積もった雪を踏みながら、稜線に出ると南北に細長く山頂らしき形が延びていた、中間地点にそれなる山頂の札が下がっていた11:45。ほんの10分、でも標高は1229mで北側から見たら立派な山に見えるでしょう。残念ながら眺望という点では樹林に囲まれ、木々の間から眺められる程度である。でも、私にとっては榛名山の12番目のピークを踏んだことになる、11:57登山口へ戻る。
  
  蛇ケ岳登山口                         蛇ケ岳山頂1229m、左は烏帽子ケ岳 

 続いて、臥牛山1232mを目指す、登山口はヤセオネ峠の約150m先にある鎖のついたゲートから入る、12:12。広い道が寝牛の形をした山に向かって延びている、少し進むと左に曲がりそのまま真っ直ぐ進めば稜線(?)に出る。稜線をそのまま西南方向に進めば山頂に着く、12:23。ここが意外や意外、眺望が素晴らしいのである、榛名の山々は勿論、赤城山が裾野全体に広がり、袈裟丸山、皇海山、日光白根山が連なる。点在する岩場から上越国境の山々も小枝に遮られること無く草津白根山から上州武尊山まで一望できるのである。すばらしい所だ、お薦めの場所だよ、ゆっくり眺めて12:50登山口へ戻る。これで榛名山13のピークを全て踏んだ、2002/7/12,13、水沢山、二ツ岳、相馬山、天目山、氷室山、天狗山、杏ケ岳、掃部ケ岳、鬢櫛岳、烏帽子ケ岳、榛名富士、と11まで踏んだ、夕立にやられて2つを今日まで持ち越したわけだ。笑って下さい・・・・・・・・・・・・。
  
  臥牛山登山口、ここより入場                 山頂はここですって!


  榛名山のパノラマ、左が相馬山、真中が榛名富士、その手前の低いピークが蛇ケ岳、右が烏帽子ケ岳

  
  赤城山全貌                           日光白根山、皇海山、袈裟丸山方面

  
 志賀高原方面                           谷川岳方面


 、というようなわけで、本日の山行は終わった。掃部ケ岳、杏が岳一周の山行時間が5時間19分、蛇ケ岳が22分、臥牛山が38分、総計6時間19分としておこう。



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