気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”

sub3-96
有珠山外輪山散策
  
山行日
    2003年7月23日   晴れ  単独

コース
    有珠山登山駐車場→(登山道)→有珠外輪山展望台→有珠火口原展望台→(林道)→駐車場

 Aさん宅を出て室蘭岳を歩こうとしたが、雨が降って山頂も見えないのでやめた。Aさんが出際に、「伊達市まで行けば晴れているよ、有珠山の外輪山は登れるよ」、と教えてくれた。こんなわけで、有珠山の外輪山を歩くことにした。確かに言われた通り、室蘭から伊達に入ると雨はやみ薄日が差し、ここでは晴れている、30kmの差でこうも違うのだ。国道の登山口の標識から入り、高速道路をくぐると左手に駐車場がある。ここが散策の起点となる。

 9:00駐車場を出発する、100mも歩くと林道と登山道の分岐点があり、監視員が待ち受けていた。記帳をしてガイドを頂いた、ガイドにはコースと時間、噴火の歴史、注意事項が書かれていた。登山道へ入ると意外なことに樹林帯だった、シラカバ、トドマツ、カラマツ、ヤマザクラ、ミズナラ、ヤマモミジ、キハダなど種類が多い、林床にはウバユリ、シダ類が茂り、ツタウルシ、ツルアジサイが大きな木に絡んでいた。標識も新旧沢山有り、かって大勢の登山者が行き交った面影を残す。

 9:46樹林帯を抜けて、あと1kmの標識を見る。下に伊達の海岸線を見ながら歩くと間もなく外輪山の縁に立ち、ちょっと下がって善光寺奥の院に着く。昭和63年の案内板があり、1160年前の信州善光寺とのかかわりが書かれていた、古いんですね。柵の先端まで行って火口を覗き込む、ガスがあちこちから上がり、硫黄の臭いが鼻を突く。火口の西北にある外輪山展望台のところまで歩く、火口が一望できるところだ。洞爺湖も真北に、羊蹄山は裾野を雲からちょっと出していた、2000年噴火の西山の煙は、時折山越しに細くあがっていた。
  
  オオウバユリ                             オオウバユリ

  
  伊達虻田方面                              伊達虻田方面

  
  善光寺奥の院                             第一火口、左小有珠、右有珠新山→

  
 →オガリ山、大有珠と続く                       第一火口拡大


  
外輪山展望台、火口の西、2000年噴火の西山は左奥    洞爺湖を望む、晴れていれば羊蹄山が真中に

 外輪山を南端まで歩く、荒涼とした火口原、幾重にも重なった断層の跡か、巨大なバームクーヘンだ。残念ながら、遊歩道もここまで、この先ロープウエイまでは進入禁止となっている。室蘭方面を眺める、真っ黒い雲が覆っているではないか、多分まだ雨が降っているのだろうな。10:58林道を下る(昔のバス路線だとか?)。監視所に立ち寄って聞いたところでは、偉い先生がついて外輪山を一周させた、とか。参加したいなあ、機会があれば、11:38駐車場着。所要時間2時間38分、火山活動のパノラマは圧巻である、お薦め。
  
 1977年の噴火で出来た銀沼火口               火口原展望台から火口を望む

  
火口原展望台、火口の南端                     火口原から伊達市街地、室蘭方面は黒い雲

ご参考
下の写真は1977年の有珠山の大噴火の時の写真で、偶然洞爺湖でボート遊びをしていて人が撮ったものだそうで、Aさんが頂いて保管していたものを、私が頂きました。1枚目はズドッンと抜けたところでしょうね。左の茶色い山が昭和新山です。2枚目は噴煙が広がり、3枚目では更に広がって不気味さが恐怖に変った瞬間でしょう。噴煙の広がる姿、すさまじさ、すごいですね。
  

 
気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”