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黒檜山・駒ヶ岳(赤城山) 
山行日
    2003年1月1日     曇り     単独

コース
    黒檜山登山口→黒檜山→駒ヶ岳→駒ヶ岳登山口→黒檜山登山口

 赤城神社元宮への初詣を兼ねて、黒檜山で初日の出を見ようかと大晦日の夕湖畔へ。全面凍結した湖上では、夕日をあびながらワカサギ釣りを楽しんでいる人々がちらほら。天気は予報通り急速に悪化、7時過ぎから雪となった。若者の歓喜で、23:30降りしきる雪の中へ踏み出す。朱色の橋、社殿がライトアップされ、庭では火がたかれ、甘酒がふるまわれ、新年を迎える厳かな雰囲気が漂っていた。若い人達が多く、凍てつく大地に立っていても、心なしか寒さを感じなかった。時は刻まれ2002年は秒読みに入った、分散していた参拝者は一斉に神社前へ、大太鼓の音と共に新しい年を迎えた。どこからともなしに、“明けましておめでとう”が飛び交う。参拝のあと、お札を受けて、登山口へ車を移し夜明けを待つ。
  
 雪降る中で暖をとる参拝者、赤城神社元宮前           大太鼓の音と共に2003年の幕開け

  
  新年の祈願                             家内安全・商売繁盛・・・・、お札を受ける

 4:30隣の車の男女が出発する、私はいっぱい着込んでアイゼンを付け、雪のちらつく黒檜山登山口より5:10スタートする。ライトに照らされて、小枝の雪が星のようにキラリと光る、ふと上空を見上げると星が樹間に元日の輝きを見せる。雪はどうやら降っているのではなく、風に舞っているようだ、御来光に胸が膨らむ。5:23猫岩を通過、ゴロゴロした岩も雪の下に隠れ適当に硬化した登山道はアイゼンが利いて歩きやすい。新雪は10cmほど、前の人の踏み跡もあるし、安心だ。しかし、急な斜面と着ぶくれで、汗だくである。山頂の寒さを考えると、脱ぐのも面倒だ、濡れたタオルが凍り付いて時々首筋にかかる、この冷たさは言いようがない。分岐点のちょっと手前で先行の若い男女に会う、「おはよう御座います」、と声をかければ、「おはよう御座います、安心しました、二人っきりかと思った、隣の車の人ね」とかえってきた。「明るくなってきたね、もうすぐ山頂だよ」、「良かった、登れた」、「いい年になるよ、きっと」、と付け加えてやった。6:23黒檜山山頂着、テントが3張り8人の越年登山者で学生だとか。

 上空は晴れているが、東の空は雲がたなびき、三日月(?)が雲間に見え隠れしている。早速、朝日の昇る方向に腰を降ろし、朝食の準備にかかる、紅白のモチとあんこでおしるこである。しるこをすすりながら、明けるのを待つが、南から東方向に、次々と雲が流れていく。埼玉の夫婦で、駒ヶ岳経由でやってきた人が到着、総勢13人となった。どうやら、初日の出は難しいと考えたのか、テントを撤収して下山の準備をしている、すでに7時をまわっている。東の空は明るさを増している、2,3度雲間から光りがさしそうになるが、次の雲に遮られる。北西には日光白根山、北には上越国境の山々が、ほんのうっすらと山頂部を映していた。北の祠へ向かった時、真っ黒い雲の上に、僅かな時間だったが、ぼやっと顔を覗かせた。2003年の初日の出であった。
  
  黒檜山山頂、2003年1月1日午前7時              山頂付近の積雪

  
   雲間より御来光、雲多し                        同じく、7:13

  
     日光白根山がぼんやりと                       黒檜大神

 山頂の雪景色を堪能し、7:45下山にかかる。決めてかかっているわけではないが、今日は反対まわりである。急坂を下り、大タルミへ、この辺一帯は吹きだまりの出来る所であるが、現在積雪は50,60cmというところである。一歩登山道から踏み外すと、柔らかい雪の中へ転倒する。やせた稜線では雪庇もできているので、要注意である。駒ヶ岳山頂着8:20、大分ガスってきて、視界は70,80mほどである。鉄の階段にさしかかる、凍っているので手すりにつかまる、手袋が瞬時に凍り付いて取れない。
  
    大タルミ附近の積雪                        北側より駒ヶ岳

  
  駒ヶ岳山頂                                南側より駒ヶ岳

  
   駒ヶ岳付近の登山道                            吹きだまり、駒ヶ岳付近

 快調に下り、木の間に真っ白い大沼が見えてきた、大洞はもうすこし、8:56駒ヶ岳登山口着、アイスバーンの道路を歩いて黒檜山登山口へ9:13着、御来光登山の終了である。総所要時間4時間3分であった。



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