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赤城山南北縦走
   利根川(坂東大橋)〜赤城山〜片品川(あかぎね橋)

山行日
    2003年5月3〜5日    晴れ    単独

コース  詳細地図(590k)はこちら
    1日目:利根川(坂東大橋)→伊勢崎駅前→ニ宮赤城神社→大胡町→三夜沢赤城神社
    2日目:三夜沢赤城神社→荒山→地蔵岳→大沼赤城神社→黒檜山登山口
    3日目:黒檜山登山口→黒檜山→黒檜橋→鷹巣→日陰南郷→片品川(あかぎね橋)

まえおき
  風かおる5月、気は山・山々、“裾野は長し赤城山”、第2弾、というとオーバーな話ですが、昨年の秋東西縦走を行いまして、続編として南北縦走を計画しました。いずれも最高峰黒檜山を通り、川から川へのルートを設定しました。5月に入り赤城の雪もほとんど消え、裾野から開花が一気に進む頃、如何なる感動が待ち受けるか、楽しみなところである。また、特別信仰心があるわではないが、ルートに三つの赤城神社、ニ宮赤城神社三夜沢赤城神社大沼赤城神社を加え、由来等歴史の一端を知る機会にしたい、と欲張って見たのですが・・・・・。


一日目
利根川坂東大橋〜三夜沢赤城神社 
 日の出の時刻は過ぎてもどんよりと霞み、外灯も点いたまま、4:57利根川の伊勢崎・本庄境にかかる坂東大橋を出発、一路赤城山を目指す。連休後半とあって道路はガラガラ、道行く人はバイクの新聞配達と犬をつれた散歩する人、パン屋さんだけはあわただしく働いていた。街路樹から聞えてくるキジバトの低い声、やかましいカラス、5:20除ケ大正寺交差点通過、ここの東西は日光例幣使街道であるが、それらしきものは何もなかった。ジャガイモ、タマネギ、ナス、ダイコン、インゲンなどなど家庭菜園が両サイドに点在する。
  
坂東大橋、左は建設中                         坂東大橋、利根川の群馬側

 30分も歩くと太陽がやっと顔を出した、5:50広瀬川を渡る、水はきれいだ、河川敷は遊ぶカモと対照的?、赤い服を着たご老体が朝の山歩、岸辺の水神宮に手を合わせていた。この上流約6kmのところで赤城温泉方面から流れてくる荒砥川が合流している、大胡からしばらくこの川に沿って歩く予定である。市役所通りの手前、大きなキリの木の林があった、薄紫色の花が朝日をあび映えていた、街中ではめずらしい。ここでR462と分かれ、市街地の方向に直進する、間もなく古い道標が目に入る、“いせさき、さかい”の方向を示していた、すっかり整備されてしまったが、古人の往来した道だったのだろう。中心部を抜け、駅前から県道74号、伊勢崎大胡線に入る、大胡まで10kmの標識有り、6:32。時間なのでしょう、人も車も増えてきた、波志江町信号の手前で小休止、サンドイッチとミカンを食す、7:05。
  
  広瀬川                                   川のほとりに水神宮

  
 伊勢崎市内の、いせさき、さかいの道標             どこかのんびりした風景、伊勢崎郊外愛宕神社

 7:23北関東自動車道の下を通過、まもなく大胡まで7kmの標識を見る、7:27神沢(カンザワ)橋を通過して前橋市に入り、先方に上武国道が見えてきた。気持ち勾配を感じるようになった、山々は霞みの中で、日差しは強く禿げ頭を直撃している。7:43上武をくぐり左折する、田園風景の中の杉森が目に入る、多分あれが二宮赤城神社だろう。細い脇道に入り、間もなく、真っ赤な鳥居の前に出た7:53二宮赤城神社着。本殿の前では神官が、付近の住民と清掃中であった。聞くところによると、境内6000坪、本殿をはじめ、萱葺きの神楽殿などなど歴史を感じさせるものが沢山有り、人々の生活の中に神社在りき、と感じた、8:09発。
  
   筑波山古墳、前橋市                         本殿、二宮赤城神社

  
  神楽殿、二宮赤城神社                       二宮赤城神社の宝塔

  
  二宮赤城神社、杉森の中に                      石尊大権現の碑、大胡町

 二宮赤城神社を出て、国道50号線を渡り、大胡への県道と平行した田圃道をしばらく歩く、のどかな風景に童心に帰り土手のスカンポ(スイバ)を口にする『マズーイッ』、荒子町の信号で再び県道に出る、8:42。下大屋交差点を過ぎ、9:15大胡町に入る、千貫沼を右手に見る。沼に突き出た岬みたいな所にあった赤松はほとんど枯れてしまったが、鯉の生産場は今も昔も変わりない。前橋市に入ってから上り続けてきた勾配はここから大胡南交差点まで下る。9:29上電の踏み切りを渡り、右折して荒砥川沿いに歩く。今日は憲法記念日である、何やら政党の宣伝カーが憲法9条云々、人家に向けて説法している、石尊大権現様だけが静かに聞いていた。

 荒砥川の河川敷は大小岩石を利用して自然に近い状態に整備され、草も生い茂っていた。そして周辺の農家の方が、田植えの準備だろうか、用水路を点検していた。天神山自然公園の所で宮城村に入り、10:30鼻毛石交差点、誰が付けたか鼻毛石、由来のほどはわからないが、珍地名で全国に有名だとか、左折して荒砥川を渡り直ぐに右折、道の勾配は一段と増す。しばらく歩くと、左手に国指定重要文化財、阿久沢家住宅の案内板を見る、ついでにとは失礼だが、立ち寄る10:43〜10:55。誰もいない、開放されていて見学自由だ、この時代に物騒な感じもする。この住宅は北関東の平地の典型的な民家であると記されていた、17世紀末建てた、建坪は土間を含めて36坪、萱葺きの寄せ棟で単純な造りであるが立派、今住んだら贅沢っていうところ。
  
 鼻毛石の交差点                              阿久沢家住宅、外観

  
阿久沢家住宅、ノキ                               阿久沢家住宅、かまど

 11:04松並木に入る、この松並木は赤城神社を含めて県の自然環境保全地域に指定され、案内板によると“1612年に地元の人によって太田の金山から移植され、400年の時を経て、1200本のアカマツ、クロマツが昔の姿のまま残っている”、とある。フーン、と思うのだが、金山にクロマツがあったっけ? 並木の南ではつつじが満開であったが、出口付近では蕾の状態であった、この間の高度差がなんと200mほどある。散歩する老若男女諸君、空の青さ、緑と赤のコントラストに魅せられるのも良いが、自然の不思議さにも気づいて欲しいな。ちなみに、つつじはヤマツツジ1種だけです、でも濃淡、開花のアンバランスがあり、とても単種とは思えません、11:50道路へ出る。
  
    松並木とつつじ                             惣門、三夜沢赤城神社

 11:56石の鳥居をくぐり、三夜沢赤城神社へ、連休でもあり露天も出て参拝する人々で賑わっていた。御手水場の池の鯉も今日は勇壮に泳いでいた。神殿は地元の人々に掃き清められ、焚く煙がうっすらと社を包み、深山幽谷を思わせる雰囲気が漂っていた。神殿に一礼し、中門南にある3本大きな杉の木に見入る、案内板によると“県の最大級の杉で、伝説によると「藤原秀郷(俵藤太)が平将門について上野国府に来る途中、赤城神社の前を通りかかった際に、献木した」と云われている”、と書かれていた、樹高60m素生のいい大木だ。裏側に、廻り12:20本日の予定は終了した。所要時間は7時間23分であった。
  
  三夜沢赤城神社                             たわら杉、三夜沢赤城神社

  
   ずらりと80並んだ祠                        裏側から、三夜沢赤城神社


二日目
三夜沢赤城神社黒檜山登山口  このページのTOPへ
4:53鳥居を出発する、たわら杉の下から櫃石への登山道が右折する、神社の杉森を抜けると、天然記念物のブナの脇を通り、下からの広い道に合流する。右側はオートキャンプ場で、色とりどりのテントでマンパイのようだ、ウグイスのさえずりがクヌギの林に響く。高度をぐんぐん上げ、西方向に進む、朝日が明るい落葉樹の森にさし、吹出した芽が輝いて見える。ヤマツツジもここでは赤い蕾に殻を被っている、5:22櫃石の東側を行くルートと分かれる。薄紫のアケボノスミレの大きな花が点々と咲いている、植樹された桜の間の急坂を登りきると道は右に大きく曲がる。ツツジの蕾もここでは殻を被った状態であり、赤い色も見えない、5:34櫃石着。周辺はきれいに低木や笹が刈り取られ、黒松君も赤松君も皆元気なようだ。

 一休みして、三角点を5:42通過、あとは稜線づたいに道なき道を進み、先ほど分かれた道に出て、間もなく赤城温泉からの関東ふれあいの道に合流する5:57。荒山高原3.0km、小沼7.5km、赤城温泉バス停1.6kmという道標あり。点々とある山桜が満開で、樹床はクマザサに被われている。
  
   櫃石                                 道標、赤城温泉1.6km、荒山高原3.0km  

 ここから間もなく下からのルートを合わせ(前回2003/3/10踏んだルート)、緩やかに進み、前方にピークが見えてくる、荒山かな、と思うのだが実は手前のピークなのである。直下で左に巻き小さい沢を渡って分岐する、6:32。分岐点の道標では、左避難小屋1.1km、右荒山山頂1.3km、手前方向赤城温泉2.5kmとなっている。ここから避難小屋までがなかなかである、丸太の階段を登り沢を渡り返す、左手には大きな岩が不安定な格好をしている、樹林帯は低木のコメツツジが多く、まだ芽が動き始めたところである。右に左にジグザグしながらツツジの間を進む、視界はない。上空が開けてくると、上の避難小屋に着く、6:59。

 一人の先客がいた、マウンテンバイクにまたがった若い青年であった。彼は、赤城温泉から小沼へ抜ける県道から軽井沢峠を通りここへ、下の避難小屋へ出て、私の登ってきた道を下って行く、と言って、マウンテンバイクをこいで行った。朝食をとり、6:18荒山最後の登りにかかる。途中見晴らしの利く岩場からは、若干霞みのかかる地蔵岳、長七郎山が、茶色い山容を見せていた。しばらく低木のトンネルが続き、傾斜が緩んでくると山頂である、7:39荒山山頂着。
  
  荒山の手前のピーク                          長七郎山、中央

  
  地蔵岳                                    鍋割山

 北側の岩場からの眺望は意外に良く、尾瀬の燧ケ岳、至仏山、笠ケ岳、上州武尊山、谷川連峰、苗場山が霞みの中に真っ白な山体を、草津白根山、四阿山、浅間山も見えた。7:50東側のヤセオネを軽井沢峠方向に下る、途中の小高いピークから荒山を見ると、切り立っている岩場があり、なかなか男性的景観である。先生と生徒だろうか、大きめなザックを背負って、山頂に向かった、若者は頼もしい、どんどんやってくれ。
  
  荒山山頂                                  上州武尊山と至仏山遠望

  
    朝日岳遠望と鈴ケ岳                        谷川連峰遠望

  
  鈴ケ岳と鍬柄山(右)                           荒山、東の尾根より

 8:08軽井沢峠へのルートと分かれて稜線づたいに進む、ここからは道なき道である、残雪も少々あり、地蔵岳との鞍部に近い所で、アカヤシオの花に会う。あと5,6日すると見頃だろう。切り立った崖には直径20cmほどもあるアカヤシオがたくさんあり、蕾の数がすごい、これだけの木を見るのははじめてだ、まだほんの咲きたてである。ひっそりっとこの岩場で咲きつづけて欲しい、貴重な自然である。8:42少し下って、壊れた小屋に出た、この小屋は地蔵岳南の崩落箇所の砂防工事の時に建てられたもので、ここから先は危険なのである。結局工事用の林道で道路に出て八丁峠から地蔵岳へ向うことにする、8:55峠着小休止。
  
     鍬柄山(背後)とヤシオツツジ                ヤシオツツジ

  
  地蔵岳との鞍部より荒山                      地蔵岳南斜面ガレ場

  
  黒檜山、八丁峠付近から                     黒檜山と駒ケ岳(右)、八丁峠付近から

  
    最近整備された木道                        小沼と長七郎山

 一休みして9:06腰を上げる、今の時間地蔵の斜面には点々と人影が見える、長七郎山にも。地蔵岳もムキダシの斜面がすっかり整備され、小さい子供も楽々と登って行った、次に母親が、腹の出たおとっつぁんは汗を拭いながら、やっとこさ登っていった、滑稽というか、かわいそうというか、子供の元気を称えておこう。中間まで歩いた所で、小沼の水の色が緑色に気づく、何故だろう、木々の緑を写しているわけでもないし、緑色のプランクトンが繁殖しているわけでもあるまい、光線の単なるいたずらか、ナーンデカ?、私にとってははじめて見る光景である、地蔵岳山頂着9:27。

 静寂も良し、賑わうも良し、地蔵岳というところであるが、休止中のロープウエイどうするのだろう、年々減る観光客と維持費にギブアップしてしまったのだろうか。ロープウエイから見た光景は昔のこと、赤城のケーブルカーを知る世代も40代後半に突入しているのだろうか。余計なことを書いてしまった。
  
  大沼と谷川連峰遠望                         小黒檜山、黒檜山、駒ケ岳(奥から)

  
   大沼と上州武尊山                         赤城神社跡、大沼湖畔

  
   大沼湖畔の弁天宮                         小鳥島の赤城神社
   
9:41下山開始、10:11道路へ出て、大沼湖畔の赤城神社跡を見て、10:35大沼赤城神社着。湖畔は連休で人・人・人、ボートの浮かぶ大沼もいいもんだ、警笛を鳴らす高速艇、騒音も賑わいのうち、10:53黒檜山登山口に着いて2日目の山行は終わった。所要時間は丁度6時間だった。


三日目
黒檜山登山口片品川あかぎね橋
天気予報では午後曇りとなっていた、ざっとコースから予測すると6時間半というところ、昼までにはゴールする。4:57黒檜山登山口を出発、私の他に2台車が止まっていた、夜明け前に登られる方もいますからね。今日も霞みがかかり、ぼんやりとした感じ、先ほどまで小沼は霧が立ち込めていたが猫岩に着くころにはとれていた、5:07。ここのルートには3つのヤマがある、登山口から尾根(猫岩)に出るまで、二つ目は尾根に出て少し進むと稜線の下の岩だらけの道を肩にでるまで歩く、三つ目は肩から黒檜大神と山頂の分岐に出るまで、である。時間的には1時間前後、高度差で450mと登山口に書いてあった。今日のコースは450mの登りに加えて、片品川まで約1300mの下りが待っている、黒檜山を下山するとほとんど道路を歩くので、ウオーキング用の靴も持ってきた。
  
  霞む大沼 、猫岩から                                大沼と小沼、猫岩から

 1週間前には残雪がコースに沢山あったが、ほどんど見ず山頂との分岐点に着いた、5:45。赤城大神に立ち寄る、ぼんやりした朝日と鳥居のシルエットを1枚撮る。先客はいずこに、人の気配はまったくない、山頂への細い道もすっかり雪が消え水溜りが出来ていた、黒檜山山頂着5:51。うっすらと、北東の方向に、皇海山と袈裟丸連峰が浮かんで見える程度で、眺望は期待はずれ。北側の斜面にあった大量の雪もチョッピリ見える程度、1週間でこれだけ溶けてしまうとは、むすび1ケを食し6:04下山にかかる。
  
   赤城大神                            皇海山と袈裟丸山遠望、黒檜山山頂から

 祠までクマザサの道に踏み出す、この連休で大勢の人が歩いたのでしょう、方向性のない踏み跡と散乱するティッシュペーパー、何とも言いようのない不快である。山のトイレもあちこちで問題視されているが、これだけ汚してはね・・・・・。祠までの道で、笹のつゆでズボンは濡れて真っ黒、この先どうなるのだろう。6:11祠の裏側の岩の間から急斜面を下る、若干稜線の右寄りを足場を拾いながら下る、点在する残雪に時々膝まで踏み込む、つゆは樹林帯なので大丈夫のようだ。アズマシャクナゲのちょっとした群落に出る、黒檜山にもシャクナゲが自生しているのである。トラバースぎみに稜線に出ると、もう鞍部も近く小黒檜山手前のピークと小黒檜山が重なって見えた、五輪尾根も大沼の西にチラリと見え隠れしていた。

 最初の小さいピーク手前の西斜面は崖で、下りられる状態ではない。このピークを越え、次にやや大き目のピークが眼前に現れ、小黒檜山へは直下を左(西川)に巻いている。巻き道の中間地点まで歩くと左(西側)に小さい尾根らしき所が現れる、6:34ここから一気に道路目指して下る。ところどころ気をつけて見ると黄色いテープが貼ってある、蛇行しながら下れば楽である、左に寄り過ぎると沢に出るので注意。最後は、下山地点を考えて右より(寄り過ぎると沢)にルートを取り、黒檜橋の50〜100m北側の道路上に無事下山6:47。靴を履き替えてゴールを目指す。
  
    小黒檜山                             樹間に五輪尾根

 6:58、2つヘアピンカーブをショートカットして赤城展望広場に出る(駐車場)。ワゴン車が停車していた、その脇でバイクにミラーを取り付け中であった。どうやら4輪を2輪に代えて、北面道路を走る段取らしい。レース場と間違えているような人が多いので、歩く者にとっては危険がいっぱい、というわけ。4つ目のショートカットに入った、山桜に誘惑されてついそちらの方向へ足が向く、ゴツゴツした起伏の連続となり、桜は大木で写真にならず、方向を見失って大きな沢(赤城川)に出てしまった。沢の左岸に渡り、道らしき所を歩くが直ぐに崩落場所に出て右岸に引き返す。耳をすまして音を聞く、道路は50,60m上のようだ。急斜面を登り、やっと道路に出る、30番カーブへ7:21。“急がば廻れ” か、“足にやさしいショートカット”のはずだったのだが。

 ショートカットはこれでも止まず、教訓として、目標を外してはいけない、ということだ。またやって、7:29“水を育む国有林”という看板の所に出る、付近には、“赤城水源の森”という公園風の場所があり、山桜が満開であった。ここから2ヶ所ショートカットして、ヘアピンカーブは終わり、7:56鷹巣駐車場、鷹巣橋の手前で小休止。ここまで下ると、芽吹きの始まった林中が気になる、時々入り込んで観察(?)を繰り返す。
  
  オオヤマザクラ、赤城水源の森付近               ヤマブキ、赤城水源の森付近

  
 ヒトリシズカ、赤城水源の森付近                  ナシの花、鷹巣付近

 9:01、やっと山里に出た、のどかな砂川の集落だ、続いて青木集落9:11、小さい登りがあって9:21園原ダムが視界に入った、ゴールが眼下に見えた。日陰南郷へ9:29、根利川にかかる南郷橋を渡って、間もなく片品川にかかる“あかぎね橋”へゴールした、9:38。対岸の白沢村岩室まで歩く、3日間の山行がここで終わった、9:41。3日目の所要時間は4時間44分であった。
  
   砂川集落                               青木集落

  
  青木集落                              ゴールが見えた、片品川にかかる橋

  
  日陰南郷集落                              南郷橋(根利川)

  
  つり人                                 祠、片品川沿い(利根村日向南郷)

  
  ゴール、あかぎね橋(片品川)                   向こう岸は白沢村岩室

 3日間の合計所要時間は、18時間07分であった。天気にめぐまれ、初夏の平地から春をこれから迎える山頂、そして春爛漫の山里まで、利根川を起点に片品川まで、南北赤城山の縦走は無事完結した。ここを流れる片品川の水もあと何時間か後には、赤城山の北をめぐって、利根川に入り、大きな流れとなって、やがて坂東大橋の下を流れることでしょう。人々の生活のための水、草木を育む水、農耕・畜産のための水、電力を確保するための水、その源となる山と川、その有り難さが遠い道を歩き、しみじみと脳裏を走るのである。
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