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鍬柄岳(西上州の山)  sub3-29

山行日
    2002年3月25日 晴れ  単独
コース
    鍬柄岳(石尊山)登山口→肩→鍬柄岳→肩→鍬柄岳登山口

 林道脇の石尊山(鍬柄嶽)と書かれた上信電鉄の道標から杉林に7:51入る。間もなくお堂に出る、右手をジグザグしながら杉林の急登がしばらく続く、木立の間に岩峰が天を突く、登山口から20分ほどで尾根に出る、8:09。眼下の下仁田の町、そして更に南には、槍の穂先のように尖ったひときわ目立つ小沢岳が見える。8:11岩峰の下に出る、道は左右に分かれる。左手の道は、何だか不安を感じる、踏み跡は右が強くしっかりと付いている。30mばかり東に岩ノ下を回り込んで鎖場へ。

 ダンコウバイ、トウゴクミツバツツジが岩肌に色を添えている、それにしても切り立った崖だ。ストック、手袋をザックに入れ、気持ちを引き締めて、いよいよ、岸壁への挑戦だ。1本目、2本目、鎖を伝って足元を確保しながら慎重に進む。岩の表面は固く、鎖もしっかりと岩に固定されていて、青空の下、スリップする危険性はない。見渡す景色も、足を運ぶにつれて、迫力を増す、スリルも満点だ。一旦、平坦な岩場に出て鎖場は終わる、ここが山頂かな、と見渡すと赤松の西に奥の院があり、下から見えたのぼりが風に揺れていた。ザックを下ろし赤松を巻いて、狭い岩稜を3,4歩横這して、ロープを掴む。赤松から7,8mぐらいの距離だが、錆びた針金、錆びたワイヤーを数本伝って、奥の院に着いた、8:25。こちらの岩上は面積があり5,6人なら安心して多少動けるスペースだ。まず、祠に2拍手して、周辺を見渡す、絶景かな絶景である。見渡すパノラマに暫し緊張感を忘れ、西上州の山並みを一望する。岩峰上の高度感、これも来てみないと解らない、登ってみないと解らない。

 ここで、カメラを持ってくればナー、と思ったが、7,8m戻って取りに行く気にはなれなかった。その分深く目に焼き付けて8:33下山にかかる。8:44岩場の分岐点に着く、左側の道は奥の院の所でつながっているようだ、しかし辿ったコースで充分満喫できたので、今となってはどうでもいいことだ。8:46尾根から杉林へ、8:57登山口へ戻る。標高598m、標高差258m、1時間06分の所要時間で、これだけ楽しめるところはあまりないような気がする、いい山だ、また来よう。
  
    登山口近くのお堂                                   杉木立の間から鍬柄岳の岩峰

  
    下仁田の町の南に突き出る小沢岳                      こんな角度の岸壁を登って行く(これは反対側)

  
 岩稜に赤松の向こうに奥の院                             崖を彩るトウゴクミツバツツジ

  
  これも同じ、トウゴクミツバツツジ                         ダンコウバイの向こうに下仁田の町並み



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