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小野子山・十二ケ岳(群馬の山)

山行日
    2004年8月18日   晴れ   単独

コース 詳細はこちら
    小野子山登山口(高山村)→小野子山→中ノ岳→(男坂)→十二ケ岳→(女坂)→中ノ岳→小野子山→登山口

 ここへきて週間予報が目まぐるしく変わる、今日一日は晴れそうだ。子持村から中山峠を越え、北毛青年の家の脇を通って、細い林道を走る。ほどなく、小野子山登山口に着く。登山道を挟んで2台の車あり、20年ほど前にここからのルートを歩き、山頂付近で沢山レンゲショウマの花を見ている、久々の再会なるか、9:13山道に入る。

 軽トラぐらいなら走れそうな広い登山道、秋の気配があちこちに、ハギ、キオン、ボタンヅルが点々と咲く。前回気付かなかった植林したヒノキも、4,5mほどに成長し、草っ原だった山肌の面影はない。20分弱歩くと、狭くなって本格的な山道に入る。ここで先客の2人の前に出る、急登の滑りやすい道だ、所々に張られたトラロープが真っ黒けになっているところから、入山者の多さを感じる。30分弱で、真っ直ぐ上がってきた道は、ジグザグし広葉樹と桧の間を進む。下界が一時開け、子持山、赤城山の山体を東の空に映す。胸元を伝って落ちる汗が気持ち悪く、時々シャツを抑える、首にかけたタオルで顔を拭いながら高度を上げて行く。
  
 小野子山登山口                      登山道、黄色い花はキンミズヒキ

  
 ツリフネソウ                         ハギ

  
 ホトトギス                           キオン

  
 シシウド                           ボタンヅル

  
  子持山と赤城山                     フシグロセンノウ

  
 シュロソウ(中央)                     登山道

 ほどなく、90度左に曲がり、ナラ、ヤマザクラの目立つ広葉樹林帯に入る、幾分勾配も緩くなった感じ。フシグロセンノウの赤い花が唯一、林床を彩る。やがて右手に姉妹ツツジをみて、稜線に出る。レンゲショウマを探す、花の無い株は2,3あった、林中に立ち入るも見当たらない。脇道らしき所に入り、やっと花を見た、しかし株には元気がなく、やっと2つの花をつけたようだった、小野子山山頂、1208.3m着、10:13。北橘村から来た夫婦が休憩中だった、山樂会の下見だとか。

 このまま戻っても早すぎるし、地図を広げて眺めていると、先ほどの2名が到着、十二ケ岳を登り、林道へ下って戻ると話していた。先客の夫婦は、南に下り雨乞山を往復するとか。レンゲショウマ探しに、十二ケ岳を往復することにして、汗だくになったステテコを脱いだ。山頂は北側だけ樹林が薄く、雲の掛かった三国峠付近の山並みを映していた、10:33出発する。
  
 小野子山山頂                       山頂から平標山、仙ノ倉方面

  
  レンゲショウマ                    レンゲショウマ

  
  レンゲショウマ                    レンゲショウマ

 レンゲショウマ、レンゲショウマ、どこだ!、林中を探しながら下る。10分ほど下ったところで、見頃を迎えた4株発見、○○振りにやっと逢えた。この花は決して珍しい花ではないと思うが、山野草愛好家の間で珍重され、山間から持ち出されているようだ。蓮を小さくしたような形の薄紫の花を下向きに咲かせ、葉はショウマと似ている。花茎が長く、林間をパッと明るくする花だ、自然のままにしておいて欲しい。鞍部で高山林道への道を分ける、10:48。

 鞍部から200m弱急登して、中ノ岳1188mへ、11:07着。ここも林中にあり、展望はイマイチ、樹間から小野子山と向かう十二ケ岳を眺める。尾根筋には、フシグロセンノウ、タムラソウ、キオン、ホトトギスが点々と咲く、汗を拭いながら花々に見入る。西に下りきったところで、小野上温泉と高山林道への道と交差する。再び200m弱登り返す、男坂で真っ直ぐ十二ケ岳山頂に登り、女坂で帰ることとする。
  
 中ノ岳山頂                          山頂から十二ケ岳

  
 山頂から小野子山                     中ノ岳西斜面から十二ケ岳

  
  タムラソウ                         タムラソウ

  
 中ノ岳、十二ケ岳鞍部の分岐点            男坂、女坂の分岐点

 男坂の急登を小木と根っ子に掴まって登ると、すぐに見通しの利く岩場に出る、今越えてきた中ノ岳もここから見ると見事な山体である。中ノ岳、小野子山、榛名山を眺め、もうひと踏ん張りすると周辺が大きく開け、十二ケ岳山頂、1200.9mに着く、11:37。良く晴れていれば、大パノラマが広がっているらしいが、残念ながら周辺の山は雲もが多い。案内板によれば、榛名山、奥秩父連峰、八ヶ岳連峰、鼻曲山、浅間山、湯丸山、北アルプス、草津白根、横手山、岩菅山、白砂山、三国山、平標山、仙ノ倉岳、万太郎山、谷川岳、朝日岳、至仏山、上州武尊山、日光白根山、男体山、袈裟丸山、子持山、赤城山など見えるとか、11:55下る。
  
 十二ケ岳東の岩場から中ノ岳              同、榛名山

  
 同、小野子山                        十二ケ岳山頂


 十二ケ岳山頂から中ノ岳と小野子山、背後は子持山と赤城山

  
 山頂から、白砂山、稲包山方面             同、平標山、仙ノ倉方面


  
 同、榛名山                         同、中ノ岳と小野子山


  
 ワレモコウ                          ヨツバヒヨドリ

  
  キノコ、名?                        十二ケ岳の祠

  
 ミヤマコンギク                       ホツツジ

 女坂は稜線を西に少し下り、小野上温泉方面のルートと分かれ、山頂部を北から東に巻きながら下る。このルートでもかって沢山レンゲショウマを見たが、全然見当たらなかった。男坂ルートと合流12:05、小野上温泉分岐12:08、中ノ岳12:23、高山林道分岐12:40、小野子山13:05、例の夫婦がいたので話しこむ、13:30出発、登山口着14:10。レンゲショウマに再会をはたしたものの、激減した現状を見ると、言葉が無い。嬉しさ半分、悲しさ半分の山行であった。このコースは、距離的には3ピークとも近いが、累積標高差は約1200mほどになるので特記しておく。総所要時間は4時間57分であった。


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