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日光市中宮祠(二荒山神社)-男体山−湯元(6日目) 戻り

歩行日
    2003年5月28日(水)   晴れ(山頂部曇り)   単独

コ−ス 詳細図はこちら
    男体山登山口(日光市中宮祠、二荒山神社)→男体山→志津→戦場ヶ原→湯の湖→湯元

 いよいよ最終日、男体山の山行である。標高差1215m(志津側からは標高差700m)は結構な山歩きである。それに5日間のハンデもある。天候と体調によって、最悪ピストンを覚悟している。邪魔であるがピッケル(今日は安全登山のため、野猿と格闘にあらず)をもって、5:00丁度、荒山神社前の駐車場からスタートする。正面の門にまわるとクローズ、東の階段から進むと、中の門が工事中で青いシートが掛けられて、足場が組まれていた。見渡すが、入口がわからない。聞くにも5時である、仕方なく足場の下をくぐりぬけ神社に入った、ご免なさい。

 石段を登って5:09、一合目、ローギヤーに落としてシラビソの樹林帯へ、一帯の幹には鹿よけの網が巻かれている、黒いのであまり気にならない。猿のお出ましである、小型である、ざっと見えるのは10尾程度、おとなしいものだ、じっと見ている(様子をうかがっているのかな)。暫く歩くとまた木の上に点々と見える。同じ群れなのだろうか、もう心配ない、しばらく行動を見ていた。
  
  男体山一合目                           樹上の猿、わかる?、真中の黒い影

 林道へ一旦出る、5:30、三合目と書いてある。しばらく林道を歩く、シラカバは芽をふいたばっかりで、葉の大きさが2cmほど、同じ木でも上の方はまだ開いてない。木の間から茶ノ木平、半月山が見える、中禅寺湖にはガスが漂っている、上空は真っ青。社山、黒桧岳もどうやら見える。ミツバツツジはここまで来るとつぼみである、5:51、4合目着。中禅寺湖も青い湖面が見えてきた。

 ここから山道となる、シロヤシオが出てきたが、まだ蕾だ、おかしい? いろは坂で咲き残りを見た、どこかでちょうど良いところがあるかと期待していたのだが、今回は残念。6:07、5合目の避難小屋で小休止して登山道へ戻る、時々振り向いて眺望を楽しむ、高度をどんどん上げていく。
  
  社山                                   半月山

  
   茶ノ木平、と後方は薬師岳・夕日岳方面                同じく

 6合目でコメツガの樹林帯の中に作られた道に入る、迂回の印があった。しばらくして岩だらけの斜面になる、歩きにくい道だ。大勢で登るときは落石の危険性がある。道を拾いながら、右に左に。赤いペイントがたくさん塗ってある、これだけ塗ってあれば、ガスっても迷い込むことはないだろう。小屋が見えてくると、7合目である、6:47。ここからは、若干勾配が楽になる、鉄製の鳥居をくぐると8合目、7:09滝尾神社着。ここには、昔の大きなクサリが残っている。下界は晴れているようだが、すっかり曇ってしまった。

 7:20、樹林帯の中に残雪が、だんだん量が増えていく、ガスがたれこめてきた。と思ったら、小田代ケ原が眼下に。火山礫の道となる、9合目はまだか、樹林帯は抜けているし、高山植物が出てきた、おかしいな。
  
    七合目                                    八合目

  
    滝尾神社、昔のクサリあり                    残雪が出てきた

  
樹林帯の中は沢山残雪が                        一瞬の開放、小田代原が見えた

 7:46、いきなり二荒山大神が目に飛び込んできた、山頂に着いてしまった。右へ回り込んで山頂着、7:50。山頂に着くと、ラッキー、ラッキーである、雲が切れてきた。太郎山が雲間に顔を出す、西の太郎山神社も崖っぷちに見えた。うまくいったら、三本松へ下れるかな、と思い、太郎山神社へ向かう。周りの崖に目をやるが、ルートらしいところは見当たらない、またガスがまいてきた、山頂に引き返す。
  
  二荒山大神                                 男体山山頂

  
   雲間から太郎山が                           太郎山が見えた

  
   山頂の鉄剣                                 太郎山神社

 予定通り志津へ下ることにする、スパッツをつけて8:12スタート。残雪が結構多い、雪でルートを外れるようなことはないが、8:27、9合目。ダケカンバ、カラマツは全く芽を吹いていない。8:39、残雪の急斜面に出る、距離にしたら10mくらいだが慎重に歩きたいところ。8:41、8合目まで下る、残雪の心配はもうない。8:50、崩落箇所、この場所は登山道は稜線より下がっているので、心配することはない。この辺からコメツガの樹林帯に入る。山桜を見た、これから開くところだ。9:02、最初のハイカーに会う、メガネをかけた青年だ、この山は始めてだとか、続いてもう一人。
  
     残雪                                全然芽吹いてない

  
   全然芽吹いてない                          ここはちょっと気をつけてね

  
   ここまで来ればもう大丈夫                      周辺の山が見えてきた

 それから2,3分後、前方に下っているような人がいる、おかしいな、上には踏み跡はなかったし、直ぐに追いついた。尋ねると、崩落箇所から天候が危ぶまれたので引返したと言う、延々と聞き役にまわり、志津まで一緒に下った。大真名子山が山頂まで見えてきたので、ピストンするとか言っていた、志津着9:55。車が10台ほど止まっていた、男体山の山頂部に雲がかかっているので、大真名子山方面へ向かったのでしょう。

 志津からは、芽吹いたカラマツの中の林道を歩く、太郎山方面の分岐点10:26、三本松・光徳分岐11:37、小休止して光徳方面に歩き国道120号線に出る、11:58。
  
 二荒山神社志津宮                           林道正面に太郎山、志津付近

  
 太郎山方面への林道分岐点                      オオカメノキ、志津林道

  
  カラマツ林、志津林道                        広葉樹の林、志津林道

 国道から戦場ヶ原の遊歩道に入る、先端がピンクに色付いたズミのトンネルを抜け、光徳からのコースに合流する、12:04。ここから戦場ヶ原の木道歩きとなる、男体山、大真名子山がほとんど顔を出す、戦場ヶ原の大きな木は葉が開き、草原はまだ茶色という感じ。時々散策する人達に会う、カッコー、ウグイスが鳴く中をのんびりと歩く、12:21湯川に沿った自然散策路にでる。
  
    男体山、戦場ヶ原から                       大真名子山、戦場ヶ原から

 この散策路はいつ歩いても楽しめる、絵になる風景が広がる。一つには複雑な湯川の流れ、蛇行、瀬、淵、と四季折々草木の変化が、皆を引き付ける景観なのだろう。小学生の団体に会う、今ではこういった企画をする学校が多いらしい。シャクナゲは遅かった、昨年5月21日に散策した時は満開だった、今回は花という点ではタイミングが悪かった。でもいいな、こういった散策、12:45湯滝へ、滝の上へ出て湯の湖の西側を散策する、待っていてくれたシャクナゲを写真に、13:32湯元バス停着。
  
    湯からの流れ                          湯からの流れ

  
    湯からの流れ、小学生の団体                湯からの流れ、ゆったりと散策する夫婦

  
  湯からの流れ                              湯からの流れ

  
     湯滝                                    湯滝

  
      湯滝                                   湯滝

  
        湯の湖散策路へ                        アズマシャクナゲ

 ここが6日間にわたる日光例幣使道-男体山-湯元の終着である。遠かったといえば確かに遠い、中禅寺湖まで道路で138km強、プラス今日の山行である。しかし、思うのだが、“如何に馬鹿げたと思うことを、どこまでくそ真面目に出来るか”、こうして遊ぶのも面白いものである。

 本日の所要時間 8時間分32分(6日間の合計所要時間は、46時間56分)、で完結。

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