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両崖山・大岩山(足利の山)

山行日
    2004年1月1日  晴れ   単独

コース  詳細図はこちら
    葉鹿橋河川敷→(渡良瀬川左岸)→織姫神社→両崖山→大岩山→分岐点(浄因寺)→(ヤブコキ、林道)
    →板倉町→葉鹿橋河川敷

 2004年初の山歩き、筑波山を一案にあげたが、身近な足利の山に決めた。駐車場の混雑を避けるため、渡良瀬川にかかる葉鹿橋の群馬側河川敷に車をおいて、4:35出発する。土手伝いに歩いて両崖山で初日を拝もう、余裕を見て早いスタートとなった。橋を渡って右折、土手に沿って歩く、しばらく歩くと土手が切れてしまった。篠竹とアカシヤ?のヤブである、良く考えてみれば松田川の合流点である。真っ暗闇のヤブ(ヘッドライトは持参したが使用しなかった)の中を、切り株を乗り越えて篠竹をかき分けながら、一旦松田川沿いにでる。ヤブの薄い所を探し再び渡良瀬川寄りに中間付近まで進む。再度松田川沿いに出て渡渉して、焼却場付近の土手に這い上がることにする。検討不足をいささか反省するが、仕方ない、戻るよりは早いだろう。

 覚悟を決めたら松田川の渡渉だ、流れの見える瀬を探す、深さは膝までだろう。ズボンをまくり、靴を脱いで素足になる。右手のストックで川を探り、左手に山靴を持って、抜き足差し足。4,5mを渡り中州に出て再び流れへ入る、ドブ臭さを予想したが感じない、冷たさも我慢の程度。2つ目を渡り草むらに足を入れた時、冷たさに我慢できず素足で山靴を履く。すると、もう一つ流れがあった、深そうだ。暗がりの上流へ数メートル進むと、流れ込んでいる別の流れであった。焼却場付近で土手に上がり、支度を整え、再スタート、30分近くロスってしまった、両毛線の一番電車がカッタンコットン聞こえてくる、鹿島橋着5:25。

 ここからは問題なく、土手の上を歩く、競馬場付近を通る頃には、東の空が薄赤く染まる、時計は5:50を指していた、日の出1時間前である。緑橋の100mほど手前を左折、両毛線の架橋を通り、7丁目交差点6:08、山際の側溝に沿った道に入ると、唐天紅の鳴声が、「コケコッコーーーーーーーーーーー」、と響き渡る、正月にふさわしい。間もなく織姫神社前着6:08、どうやら日の出までに予定の所まで行けそうだ、石段を登る老若男女、希望に満ちた正月の光景だ。6:17神社到着、かがり火がたかれ、暖をとる人たちが群がる。眼下の渡良瀬川の流れ、街並みも明るさを増し、茜色の東の空のもと、日の出の時刻が刻々とせまる。神社に参拝して、山頂脇を通る、古墳の石段には大勢の人がそわりこみ、東の空を眺めていた。

 山頂に向かう車が渋滞、ライトが長く続いている、つり橋を渡って公園を通過、東の展望の利くあちこちに集まって徐々に明るさを増す空を見入る。2,3つ小さいピークをアップダウンして予定の両崖山の展望台へ6:49、10人ほどの人達に混ざりカメラを向ける。薄い雲の間に真っ赤な太陽が、大坊山のちょっと南に顔を出す、感動の瞬間だ、拍手が聞こえてくる、「明けましておめでとうございます」、の声が飛び交う。グングン昇る、1分足らずでまん丸に、場所を変えて東屋へ、友に携帯メールを送る若い女性、斜面に腰をおろして昇る太陽に我が人生を省みるのか年配の夫婦、どなた様にも良い年でありますよう願いたい。
  
 両崖山の展望台から見る初日の出               同じく東屋から初日

  
 友の送る感動の瞬間を???                  初日に染まる大岩山

 両崖山山頂着7:00、御嶽山神社に参拝、北側に下って登り返した所で休憩中の年配の男性2名に会って話しこむ。お酒をすすめられたが、温かい茶を頂き、話しは弾む。足利の周辺地域に住み、若い時この辺の山を野趣あふれる山行を繰り返したらしい、内容が今の己を映しているようで興味深く聞き入る。各地の山歩きに話は走る、これもまた私のそれにそっくりだ。79歳の仲間という、一人はまだ現役とか、すばらしい話しだ。70歳までは・・・と考える私だが、いつまでも歩き続けたい、いい話しを聞いた、7:32腰をあげる。

 ここを出て次のピークで、先程話し込んでいた時に通過していった男性に会う、しばらく一緒に歩く。この辺の山を徐々に広く歩きたいとか、“一年の計は元旦にあり”か、頑張ってほしいものだ、大岩山林道終点8:07着。琴の音にのって聞きなれないが良い旋律が伝わってくる、毘沙門天は初詣で賑わっていると思うが、ここは誰もいない。ちらほらヤブつばきの咲く急坂を登り、大岩山山頂へ8:21、真っ白な富士山が薄っすらと頭を見せる。下って、隣のピークを越えるて石尊山へ8:35、浅間山、赤城山、袈裟丸山、日光白根山、男体山、女峰山を遠望する。元旦のせいか、いつもより晴れ晴れしく映る、小休止して下る。
  
 大岩山から富士山遠望                     石尊山から赤城山

  
 同じく袈裟丸山連峰                       同じく日光白根山遠望

  
 同じく男体山と女峰山                      同じく浅間山

 3分ほど下ると分岐点に着く8:43、右が浄因寺、直進すると行道峠へ出る、地図上では左へ沢伝いに下り板倉町へ出る道がある、今回はこの道を下る。踏み込んで見るがそれらしいルートは見当たらない、結局杉森に沿ってヤブを下り、勾配が緩んだ所で林道の終点に出る8:51。小さい枝道を合流して石仏の建つ分岐点に出る9:00、ここから振り向くと稜線の方向に大きな岩場が赤松の間から見えた。舗装された道沿いには綺麗な沢が流れていた、間もなく温水溜池を左に見ると里へ出る。行き交う人に正月の明るさを感じる、間もな板倉橋を渡り、清流松田川に沿って進む。住宅地に入るまでは綺麗な川だ、時々覗きこんで漂うウグイの群れに立ち止まる。
  
 林道の石仏が迎える                       振り向けば稜線の岩場

 葉鹿町の交差点を渡り、最近開通した道を横切って渡良瀬川の土手へ、葉鹿橋で異様なというか面白い光景を見た。古い橋の取り壊し中である、3つの橋梁部分はそのままの姿で赤城山を背景に、流れを変えた河川敷に置かれ、赤い鉄骨をさらけ出していた。もったいないとも思うし、無残とも思う、さりとて・・・・・、鉄として蘇ると納得しその場を離れる、10:14河川敷の駐車地点到着、元日のウオーキングを終了した。
  
                  赤城山を背景に古い橋の解体が進む

  
                  赤城山を背景に古い橋の解体が進む

 総所要時間は5時間39分であった。元日早々のヤブコキは、今年の山行の警鐘として心に受けとめ、安全で楽しい山行を心がけようと思う。(ヤブも計画にそったものなら良し・・・・でしょう?)



  
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