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sub3-122
裏妙義

 
山行日
    2003年12月2日  晴れ   2名

コース
    国民宿舎“裏妙義”→木戸→丁須の頭→赤岩→烏帽子岩→三方境→国民宿舎

 この夏長野の高峰温泉で会った東松山のM氏と山の話に意気統合、「そのうちに、群馬の山を歩きましょう」、で別れた。夏山シーズンは終わり、近場の山野に足が向きかけた11月、裏妙義山行の話がもちあがった。時期的には紅葉が終った冬枯れの道を一回りと思い、昨年秋歩いたコースを再び訪れた。道すがら、妙義湖周辺ではまだ紅葉が若干残っていたので、かすかな期待感でM氏を待った。

 7:30国民宿舎前の駐車場からM氏を先頭に続いて入る。朝日はすでにあがり、目指す裏妙義の岩肌を赤く染めていた。杉林を抜け籠沢の大きな岩の間の登りにかかる、昨日までに降った雨のせいか、苔むした岩肌は滑りやすく、増水(?)に気をつかう。所々に真っ赤な紅葉を残した小さい葉のカエデが緊張感を和らげてくれる。両岸の岸壁が迫ってくると逆光の表妙義、裏妙義の稜線を木の間に見る。

小さな滝を左手に分け、クマザサの道を少し進み、V字の岩場を鎖につかまってよじ登ると横川方面から御岳経由で通じるルートに合流する、9:10。
  
 烏帽子岩付近を枝越しに                   沢筋に残る炭焼きの跡

            
      カエデの紅葉                     カーテン状の滝

 丁須の頭を北側に回り込み岩場に立つと、浅間山が雲の上に顔を出した。ナナちゃんの11/28の添付写真では真っ白であったが、東側から見ているのでほとんど雪は見えない。風が強く足元が不安定なので休憩を取りやめて、ルートに戻り鎖を伝ってトラバースすると、鍵沢のコースと合流する。丁須の頭は目の前である、吹きつける風と素手で鎖を握り締めたので手の感覚がない、冷たい。あと一息、もう1個所鎖でよじ登り、丁須の頭の付け根に立った、9:30。

 一枚着込んで小休止、同行のM氏は丁須の頭への最後の鎖を握って「止めておこう、風が強いし、またの機会に」、と言って残念そうに鎖を離す。南東には表妙義の稜線、南西にはこれから向かう赤岩、烏帽子岩、その向こうに妙義の最高峰谷急山に見入る。
  
 浅間山を雲の上に                        向かう稜線

  
 丁須の頭、最後の鎖はまたの機会              表妙義の稜線

  
 岩肌を巻きながら進む                       赤岩直下

  
 赤岩の南端から浅間山                     同じく鼻曲山、浅間隠山

 ここから、ルートは岩場を巻き、アップダウンしながら赤岩の南側に出る。眺望の良い所であるが、風の通り道である。高速道路の上に、浅間山が、先ほどより下の方まで見えてきた、その右手に鼻曲山、浅間隠山が赤岩の西斜面との間に連なる。早々に歩き出す、登山道は、リョウブ、ヤシャブシ、ヤマザクラ、シャラ、ナラの広葉樹と常緑樹コメツガの明るい樹林を抜ける。烏帽子岩を過ぎると再び裏妙義のシンボル丁須の頭が遠くに見え、裏妙義全体が見通せる。大きくアップダウンした道、鎖場も山塊の中に隠れて見えない。奇岩の稜線だけが静かに横たわっていた、三方境への下りを前に日溜りで休憩。
    
 烏帽子岩                                   烏帽子岩と赤岩

  
 丁須の頭(真中の岩に立っている)                同アップ

 同行のM氏は、「いい山だ」、の連発、山並と眺望にすっかり魅了されていた、12:10三方境着。下山路の紅葉も最後の賑わいを見せていた、こまかい葉のカエデは真っ赤に染まり、黄色く色づいたカエデがアクセントを添える。山肌と樹木のなす自然、散り残るカエデの紅葉は、まさに秋を惜しむ景観であった。
  
 下山路の紅葉                             同じく

  
 同じく、遠方に表妙義                      同じく、遠方に表妙義

       
   下山路の紅葉                   下山路の紅葉

  
  下山路の紅葉                           裏妙義の岩場、国民宿舎付近から

 13:36林道へ出て、13:50駐車場着、総所要時間は6時間20分、静かな初冬の山行は終わった。同行M氏の大満足の笑顔を見ると、「また、行きますか」、となってしまう、次は・・・・・・・・・。


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