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巻機山
  
山行日
    2009年5月19日   晴れ   単独


コース  参考地図(桜坂駐車場の案内板より)はこちら
    桜坂駐車場→前(ニセ)巻機山→巻機山山頂(御機屋)→割引岳→御機屋→巻機山最高点→朝日岳縦走路分岐点
    →牛ケ岳→(同コースを戻る)→御機屋→前巻機山→桜坂駐車場

 アカヤシオが終わってしまった。計画した高山植物の咲く山にはまだ早い、残雪の山でも歩こうか、と頭に浮かんだのが上越国境の巻機山である。今から10年以上前の話、5,6人の仲間とはじめて巻機山を歩いた。ガスっていて何も見えなかったが、前巻機手前で一瞬であったが、残雪の谷川連峰を背景にタムシバが数個咲いていた光景を見て感動した、これが忘れられなく今頃良く思い出す。“思いたったら吉日”、R17号線からR291の清水集落へ、登山口である桜坂駐車場で、下弦のの月を見ながら明るくなるのを待った、4:15出発。

 登山道に入るとすぐに割引沢のコースを分け、涸れた沢を思わせる大小石ころの道を進む。3合目で左に折れ、勾配を増し雑木林を登っていく、4:34、3合5勺を通過。4合目を過ぎると枝間に大源太山、苗場山が視界に入る。鋭く尖った大源太山の右手にもう一つ槍の先がちらっと見える、どこかな? 稲包山が見えるのかな、多分、と思ったがあとで分かるのだが万太郎山であった。道沿いにはタチツボスミレが点々と、雑木の林床にはヒナアオキが赤い実を残す一方で花をつけていた。4:41、4合目を過ぎしばらくジグザグに進むと、美しいブナの森に出る。新緑が眩しいほどに輝いていた、間もなく展望の開けた5合目、5:15着。
  
                              枝間に大源太山、苗場山を見る

  
      オオカメノキ                        タチツボスミレ

  
   ヒメアオキの実                         ヒメアオキの花


                4合目を過ぎると眩しいほどの美しいブナの森に出る、

 深い谷を右下に、南西方向に急峻な大源太山を眺める。おかしいな、もう一つのピラミット? 谷に沿って井戸尾根を上って行く。タムシバが登山道に沿って点々と咲いている、大源太山を背景にカメラに収めるが、フルオートではコントラストが付き過ぎてしまう。ムラサキヤシオ、オオカメノキ、マンサクも出迎えてくれた。間もなく、登山道はブナの森に入り、残雪が現われ、連続する。道は、なんとなく残った踏み跡と赤い目印を頼りに高度を稼ぐ。小さな沢状の地形が左手に現われ沿って登ると6合目展望台の少し手前の雪原に出た、6:00、展望台6:08。
  
     5合目から大源太山                  ブナの森を左に見ながら進む

  
   タムシバが点々と咲く、大源太山を背景に1枚          タムシバ

  
                    ムラサキヤシオ、新緑のブナの森に映える

  
  間引いた跡あり                          登山道に雪が

  
   こんな状態になり、高度とともに残雪が増す       七ツ小屋山と大源太山、とするとピラミットは万太郎山だ


     天狗岩と目指す割引岳、下の沢が割引沢


     万太郎山、大源太山は七ツ小屋山と重なる、6合目手前の雪原


      同、苗場山、3,4合目付近では山頂右側が見えていた

  
       雪の上から夏道へ                  直ぐに6合目展望台へ

  
   展望台から天狗岩と割引岳                  同、割引岳

 ショウジョウバカマの点々と咲く夏道から大きな雪の斜面を真っ直ぐ上って行く。マンサクのちょっとした群落を抜ける。根本がまだ雪に埋まっている木、枝先だけを雪から出した小木、みな花を咲かせていた。周辺の山々が手に取るようだ、眺望を満喫しながら夏道に出ると7合目だった、6:47。
  
                     ショウジョウバカマが雪の解けた斜面に点々と


     谷川岳から苗場山遠望、大きな雪の斜面を真っ直ぐ進む


    同、谷川連峰遠望


    同、谷川岳〜万太郎山


    同、万太郎山〜平標山


    同、苗場山

  
  日ざしをまともに受けて                    七合目着

 ここからは低木と笹の間に作られた丸太の階段を上る。視界の開けた尾根筋では、混雑する時期、はみ出してしまうのだろうか、一帯は植生回復のため苦労されているようだ。7号5勺7:06、8合目7:15分。前、右、左、後と眺望を楽しめる道、タムシバの想い出はこの付近だったろうか、はっきりしない。巻機山から朝日岳へ通じる尾根が大きく現われ、谷川連峰が一望できるようになると9合目、前巻機(ニセ)山7:35着。
  
     谷川岳                             清水峠が真ん中辺、アップすると小屋が2つ見える


    谷川岳〜苗場山、7号5勺付近


   巻機山から、ジャンクションピーク、朝日岳へ通じる尾根が大きく現われる


    笠ケ岳が左に顔を出す、谷川連峰

  
  井戸尾根のブナ樹林帯を上から眺める            上州武尊山が顔を出す

  
    植生復元中のモデル                  日光白根山、皇海山、赤城山が見えてきた


         巻機山から朝日岳へ通じる尾根、遠方に日光白根山、皇海山、赤城山


    巻機山から朝日岳へ通じる尾根と白毛門、朝日岳、笠ケ岳


       谷川連峰

  
    至仏山と日光白根山遠望                  燧ケ岳遠望


           割引岳と巻機山

  
    前巻機(ニセ)山、右後ろが割引岳           割引岳と巻機山山頂(御機屋)


    前巻機(ニセ)山東側斜面から割引岳と巻機山山頂(御機屋)


                  避難小屋付近から割引岳と巻機山山頂(御機屋)

 前巻機(ニセ)山を下って、7:42避難小屋、雪に閉ざされてドアも開けられない状態だった。通過して笹の斜面を上り、小ピークを越え、巻機山山頂(御機屋)へと雪の急斜面を上り返す、巻機山山頂(御機屋)着、8:07−8:20。小休止、アイゼンをつけて割引岳へ向かう。

  避難小屋から上り返した笹原から谷川連峰〜苗場山

  
  同、避難小屋                          同、前巻機(ニセ)山と避難小屋


  巻機山山頂(御機屋)付近から避難小屋と谷川岳


     巻機山山頂(御機屋)付近から避難小屋と谷川連峰

  
     巻機山山頂(御機屋)、最高点の1967mは東方向小ピーク2つ目、案内板なし


 巻機山山頂(御機屋)から越後三山と牛ケ岳、巻機山


     巻機山山頂(御機屋)から越後三山、左から八海山、越後駒ケ岳、中ノ岳


     巻機山山頂(御機屋)付近から前巻機(ニセ)山と谷川連峰


     巻機山山頂(御機屋)から避難小屋付近


     巻機山山頂(御機屋)付近から割引岳

 夏道は深い雪の下、稜線に近い雪の上をなるべく歩く。中間の小ピークを越えると、夏道が点々と現われる。巻機山、牛ケ岳、越後三山、谷川連峰を眺めながら、一等三角点のある割引岳へ、休憩8:42−8:55。

    巻機山山頂(御機屋)の鞍部から小ピークと割引岳

  
                          徐々に接近、割引岳

  
                           割引岳山頂、一等三角点と祠がある


     割引岳山頂から巻機山の山頂部と谷川連峰


    割引岳山頂から巻機山の山頂部


       割引岳山頂から前巻機(ニセ)山と谷川連峰


       割引岳山頂から越後三山、左から八海山、越後駒ケ岳、中ノ岳


   割引岳山頂から


    割引岳山頂から天狗岩


     割引岳山頂から上州武尊山、赤城山遠望


    割引岳山頂から谷川連峰、手前の下は天狗岩


    割引岳山頂から苗場山

 割引岳から引き返し巻機山山頂(御機屋)で9:15、地表の出たばかりの湿原を歩き巻機山最高点へ9:30、朝日岳方面銃走路分岐点へ9:33。前巻機(ニセ)山方向を眺めると、人影が一つ、オンリーワンかと思っていたらやはり・・・・。夏道から大きな雪庇(大きな吹き溜まりかも)の上を歩いて牛ケ岳山頂着、9:50。
  
                        巻機山の高層湿原を歩く、花なし
 
  
     この辺が最高点のようだ、石積あり            最高点から巻機山山頂(御機屋)と割引岳

  
   朝日岳方面銃走路分岐点                 牛ケ岳山頂付近

  
    南下は奥利根湖                        牛ケ岳直下の残雪

  
   牛ケ岳山頂                         山頂から割引岳


    牛ケ岳山頂付近から


    牛ケ岳山頂付近から越後三山、左から八海山、越後駒ケ岳、中ノ岳


     牛ケ岳山頂付近から左から八海山、越後駒ケ岳


     牛ケ岳山頂付近から左から越後駒ケ岳、中ノ岳


       牛ケ岳山頂付近から左から中ノ岳、荒沢岳


       牛ケ岳山頂付近から中門岳、会津駒ケ岳


     牛ケ岳山頂付近から平ケ岳、燧ケ岳


      牛ケ岳山頂付近から至仏山、その奥は日光連山


      牛ケ岳山頂付近から皇海山、上州武尊山、下に奥利根湖


     牛ケ岳山頂付近から朝日岳、谷川岳


      牛ケ岳山頂付に点々と咲いていたヒメイチゲ、2cmほどしかなかった

 休憩中に足利から来た御人1名、山座同定、談義にわく。10:23、去りがたき山頂をあとにする。10:33朝日岳方面分岐点、最高点付近で男女3名に会い、10:44巻機山山頂(御機屋)、下って2名に会い、上り返して避難小屋、何やらオープンの準備が始まったようだ。入口付近の雪はかかれ、小屋前にはメンテ用品などなど並べられていた。小屋から雪の急斜面を上り、夏道の少し出ていた所で、ツボ足どころか腰まで落ちて転倒、ストックを持った右手甲が岩に当たって、イテテテテ・・・11:05前(ニセ)巻機山着、甲が腫れてきたが仕方ない、そのまま下山する。
  
    前(ニセ)巻機山                       オープンの準備が始まった避難小屋


    6合目付近でマンサクと苗場山


   6合目展望台から天狗岩と割引岳


      6合目展望台から天狗岩と割引岳


   6合目付近でタムシバと苗場山


     6合目付近でタムシバとマンサク


    5合目付近からタムシバと大源太山


      ハルリンドウかな?

 8合目11:22、7合目11:38、展望台付近から往路逆光だったポイントで再度シャッターを、5合目12:27、4合目12:44
小さなリンドウに呼び止められて小休止、3合目12:54、13:05無事下山する。総所要時間は、8時間50分、残雪の山並みをゆっくり楽しんだ山行だった。会った人6名、この静けさもあとわずか、本格的な花のシーズンも近い。
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